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Spotify「パリトレGLOBAL」を深掘り プロローグ

プロローグ
<10年ぶりに一人でビタミンC注入>
 昨日、福岡県久留米市にある石橋文化センターで村治佳織さんのリサイタルに行ってきました。そのチケットの半券で「日本が見たドニ、ドニが見た日本」の展覧会を無料で観覧できるということでしたので、欲張りな私はリサイタルの後、展覧会へと足を運びました。いつもであれば小学生2年と5年の子供を連れて出かけるので美術館でゆっくり芸術品を鑑賞なんてできません。コロンビア人の夫は興味が私と全然違うので色々と別行動。今回、村治佳織さんのリサイタルに出かけたのも、ゆっくり一人で精神的なビタミンCを注入したいという思いから。10年ぶりの一人での芸術鑑賞時間は至福の時間でした。

<心の準備時間>
 結婚してからすぐに子供が産まれ、生活への手抜きが習慣となるようなライフスタイルを選択し続けていた私。学生以来、憧れていたエレガントなスタイルへの一歩を踏み出そうと、普段の洋服の選び方、言い方を変えるとワードローブの中身を本で学ぶことにしました。そこで参考にした本が
『パリのエレガンスルールブック』ジュヌヴィエーヴ・アントワーヌ・ダリオー著 です。普段着、バッグ、シューズの選び方を勉強させていただきました。この本での教えに反するのですが私は調達方法として懐事情によりメルカリを選びました。そして普段着、バッグ、シューズ、小物に至るまでメルカリのお世話になりました。一生縁がなかったであろう憧れの高級ブランド品を中古ではありますが格安で調達でき、楽しませてもらえるのは有難いと思っています。私のワードローブは一新し、シンプルでありながら以前より充実した内容になりました。
 そしてリサイタルのためにメルカリでディオールのワンピースとパンプスを用意しました。普段着などの検討から始まり、クローゼット整理、衣服の洗濯方法検討、リサイタルに着ていく服の選定など約2ヶ月間、今ふりかえると芸術鑑賞のための衣服用意の時間は私自身の生活スタイルを少しずつ変えていく心の準備の時間でもあった気がします。

<フランス歴史への興味>
 リサイタルの後の展覧会で19世紀末のフランス絵画を鑑賞し終え、グッとフランスの歴史に興味が湧いてきました。
  ・当時ナビ派以外にどんな流れがフランス絵画にはあったんだろう。
  ・どんな流れでナビ派にたどり着いたんだろう。  
  ・フランスにはどんな美術品があるんだろう。
  ・どうしてフランスには世界中から愛されるエルメスやルイヴィトン、シャネルなど最高級ファッションブランド品が存在するんだろう。
約20年前にルーブル美術館、ポンピドゥセンターを訪れたことはありますが、ただ単に観光記念に訪れただけです。フランスの歴史は何となくの単語しか覚えていません。でも、もう、ビタミンC注入が済んだ私の心は元気いっぱいです。観覧後の車の中でスマホを取り出し、Spotifyで「フランス美術史」と検索。面白そうな番組を見つけました。
【パリトレGLOBAL】世界を知るアートと歴史の旅
駐車場から家までの約2時間半、車を運転しながらパリ在住のご夫婦のフランスを中心とした歴史、芸術をテーマとしたお話に私の耳はダンボ。
わからないことがほとんどでしたが、面白い番組の発見に嬉しい気持ちいっぱいで家路につきました。

 ということで、こちらの番組の内容を基に何回に渡るかわかりませんが、フランスの歴史、芸術について深掘りしていきたいと思います。

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