石のお金とNFT

最近は現金を持ち歩くことがめっきり少なくなった、そんな人も多いんじゃないかなぁ。
わざわざ現金を持ちあるかなくても、スマホ電子決済・クレジットカード払い・ポイント払いが使えるから大丈夫。
給料だったり労働の対価としてやり取りされるお金にしても、ほとんどの場合が銀行振込ってワケ!
でもよくよく考えてみると、これって通帳だったりウォレット内の数字の移動をしてるに過ぎないよなぁ。

そもそもお金というモノが誕生する前は、物々交換が当たり前だった。
それから石を使ったり金を使ったりと、お金の形状も変化してきたってワケ。

お金の本質を考えてみると

・価値の尺度となる
・腐らない
・持ち運びが楽
・決算の手段となる

これらがお金になり得る必須条件ってワケ!
デジタルなデータと相性がバッチリなんDAぜぇ。

デジタルデータで全てを完結した場合、帳簿上の数字を動かすために生きているのかと人生に嫌気がさしてきそう。
そういう時は実体があるモノだったり、文字・数字以外で所有を感じられるモノと組み合わせることが出来れば、そんな虚しさからも解放されるってワケ!

世の中にはおもしれぇお金が存在する。
ミクロネシアにある小さな島のお話。
日本の南にあり、フィリピンとグアムやサイパンの間、丁度真ん中らへんに『ヤップ島』という島がある。
この島では「フェイ」や「ライ」と呼ばれる石のお金が存在する。
漫画に出てきそうな、重くてデカく、まん丸な形をしていて、5円玉のように真ん中に穴の開いた想像に容易い石のお金。


フェイ・ライ

この石のお金は、普段使いはされないけれど、冠婚葬祭などの特別な時に使われる。
保管場所も家で保管されてるのではなく、島の道の端にお地蔵さんのように鎮座している。
冠婚葬祭などで『所有者の移り変わり』があった際、所有権の移動記録を取るんDAぜぇ。
フィジカルアイテムとして道端にリアルに鎮座しているから、いつでも誰でも見ることが出来るってワケ!

NFTも似てんDAぜぇ

NFTの画像データはネット環境さえあれば、いつでもどこでも画像確認ができる。
データを外部ストレージに保管してある場合は、管理者がサーバー管理費等の支払いを怠ると突然画像が真っ白になる可能性はある。
これがフルオンチェーンの場合だとそんな心配は無用で、チェーンが存在する限りデータも永続的に残るってワケ!
誰でも確認することが出来て、所有権の移動を記録する。
これってヤップ島の石のお金とよく似てるよなぁ。
大きな違いとして、NFTの場合は所有権の移動記録すら誰でも・いつでも・どこでも確認できるチェーン上に刻まれてるって点!
この点がNFTの方がフェイよりも優れてんじゃないかなぁ。

こんな事を考えてると改めて思うんだよなぁ。

NFTはおもしれぇ
NFTはおもしれぇんDAぜぇ

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