ブレーンストーミング
昨日会社でトラブルがあった。
法令遵守に優れた輸入者であると税関から承認を受けた輸入者の輸入申告が簡易的になる『特例輸入申告』というのがあるのだが、これを行うにあたり『積荷目録』というものをこの申告に紐付けするためNACCSという電子情報システムで事前に税関へ提出する必要がある。
積荷目録自体は特例申告であろうが通常の申告であろうが事前提出するのだが、ポイントはNACCSで提出しなければいけないということ。
今回は特例申告をする場合、NACCS上で積荷目録の紐付けが必要だったということがわかっていなかったため(不定期船での特例輸入者はとってもレア)、いつも通り積荷目録を税関に直接出向き提出していた。
結果、特例輸入申告をしようとしてもシステムエラーにより出来なかったというトラブルだ。(この紐付けは税関職員もわかっていなかった)
これに対して所属部所の部長と通関部所の課長が責任のなすりあいのような議論をしていた。
どちらが悪いなんてのを追求するよりも、このトラブルにより現状の流れにエラーが発生する原因があることがわかったので、それを改善することに意義がある。
自責だ!他責任だ!なんて議論に意味は無い。
双方が自責ととらえ改善にのみに注力すべき。
西野エンタメ研究者でそんなことをとっくに理解している意識高い系の僕は、係長の身分で部長や他部所の課長にしっかりと諭してやりました。
きっと「生意気なクソ部下め」と思われていることでしょうが、そこはアドラーの嫌われる勇気です。
この議論の参加により残業となったので残業理由を『ブレーンストーミング』格好をつけて記入しました。
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