木こりのジレンマ
あるところに斧で頑張って木を切っている木こりがいました。
そこを通りかかった旅人がその様子を見て思いました。
勢いの割に木が切れていない。
よく見ると斧の刃がこぼれています。
旅人が「斧を研いだ方が良いのでは?」と言うと木こりは答えました。
「わかっちゃいるけど、木を切るのに忙しくてそれどころじゃないんだ。」
一旦手を止めて斧を研いだ方が結果的には効率が良い。
簡単な事なのにどうしてこんな判断も出来ないんだろうか?
理由は木こりに『余裕』がないから。
5年ほど前の印象に残っている化粧品のCMキャッチコピーでありました。
「余裕がある人きれいだな」
モデルの梨花が出ていたCMだったと思います。
余裕って、人をきれいにするだけではなく効率的な行動をもたらす。
余裕がないと冷静な判断が出来ない。
一旦間を置き、余裕を作るのって大事な事だと思う。
多くを求めず自分にとっての『勝利条件』を設定する。
たとえ周りからは負けてるように見えようが、自分にとっての勝利条件を満たしていればそれでOK。
勝利条件を上手く設定できないと、すべての挑戦は無駄になる。
余裕を持って自分にとっての勝利条件を満たす。
これこそが挑戦を無駄にさせないテクニック。
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