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オンチェーンNFT・SVGってナニ!?
フルオンチェーンNFTの会話をするとかなりの割合で『SVG』という言葉が出てきます。
僕がこの単語を初めて聞いたときは???となったが、多くの人が同じように思うはず。
という事で、本日はSVGについて書いてみる。
SVGとはScalable Vector Graphicsの略称。
一般的には画像データの形式を指している。
画像データといえば、JPEGやPNG, GIFファイル等が有名ですが、これらは「ラスタ」と呼ばれる形式が採られて表現されています。
ラスタ形式とは、色の付いた点を集めて画像を表現しているデータのこと。
色の付いた点を集めるとは、ドット絵をイメージするとわかりやすいです。
そして画像データを表現するもう一つの形式として「ベクタ形式」というのがあります。
SVGのVはVectorのV。
ベクタ形式とは、文字や画像などの2次元情報を『数値化』して記録する形式。
ベクタ形式で作成された画像って、数値で構成されているため拡大や縮小しても画質が崩れることなく再現できるのです。
フルオンチェーンNFTに関して、イーサチェーンに1つのトランザクション(取引)で書き込めるデータの容量は46.8KBまで。
ラスタ形式の画像って容量オーバーでチェーンに刻めないのですが、ベクタ形式のSVGだと数値化された情報なので容量が抑えられる。
だからオンチェーン化が可能だという事なのです。
画像の保管庫であるストレージを使わず、画像自体がチェーン上に刻まれているNFT。
それがオンチェーンNFTって訳。
勉強になったかな?