ブラックジャック精神科医シムラ【斉一性の圧力】
どーも、ブラックジャック精神科医のシムラでございます。ブラックジャックというだけあって持ってませんよ、医師免許。
医師免許は持ってないですが、ブラックジャック的精神論を伝えて参ります。というワケで本日は【斉一性の圧力】について。
いきなり斉一性の圧力って言われてもわからないですよねぇ。
斉一性の圧力、これは別の言い方をすると【同調圧力】のことです。
集団に合わせて行動や考えを変えてしまうという人間の同調行動のこと
斉一性の圧力は、アメリカの社会心理学者であるソロモン・アッシュさんによって実証されました。
ソロモン・アッシュ、ソロモンの秘宝、ドラゴンのアッシュ。
おっとっとぉ、話が逸れたぁ。
#ADHD
アッシュの同調実験というのがありまして、このソロモン・アッシュさんが1956年に行った実験。
1人の被験者と7人の協力者(サクラ)を用意して行われました。
実験の内容はと言いますと、長さが異なる3本の線と、見本の線を1本用意。
見本の線と同じ長さの線を選んでください、というもの。
7人の協力者にわざと間違った線を選んでいただき、最後に被験者に線を選んでもらう。
すると被験者も他の7人が選んだ間違った線を選択したという実験です。
一人の場合だと、間違った線を選ぶことはほとんどありません。
しかしこの実験では実に32%の人が誤った線を選んだという。
要するに、周りの人の行動に合わせてしまう人、同調圧力に負けてしまった人が3割いたよという事実。
いやぁ、人って本当に社会的な生物なんですねぇ。
空気を読んで、自分の意に反する行動を取る人がある一定数確実に存在しますよ。
という結論で今日はここまで、ここまで。さようなりー