目立つことの大切さ
ネット社会では誰しも情報を発信することできる。
そしてその情報の中には、発信者の『意思』が含まれる。
意思というのは発信者の『価値観』から作られており、言い換えると発信者は受信者の価値観に対して『影響』を与えているという事。
情報を受信した人は、受け取った情報(影響)の良し悪しを決める。
これは言い換えると、情報受信者は発信者の『評価』をするということ。
つまりネット社会では「誰しもが影響と評価を交換している」状態だ。
#評価経済社会
これまで、影響を与えることはテレビやラジオ、新聞などマスメディアが持っている特権だった。
それがネットの普及により、この特権を誰しもが持つようになる。
#技術は特権を一般市民に開放する
ネット(技術)が影響(特権)を一般市民に開放することにより、人々の価値観に変化が起こった。
大きな価値観の変化は次の3つ。
・1 中間層の排除
便利なモノは1つで良い。
高品質なサービスを低価格で世界中に提供してくれる存在がいればそれで良し。
・2 所有ではなく共有
昔はモノが無い時代だったので、頑張って家電や車、家を所有することが幸せだった。
時代が変わり今は、モノは所有するよりもシェアした方が無駄が無くなるよね、という考え。
これによりシェアリングエコノミーやノマドワーカーが普及した。
モノに溢れる時代ならではの思考。
・3 自分都合主義
自分にとって都合の良い情報だけを集める。
ネットの普及により世界が繋がったのだが、AIおススメ表示機能のおかげにより自分の好きな情報のみが集まるようになった。
また、発信されている情報の都合の良い箇所だけを切り取り、火をつける輩が現れた。
炎上記事や釣記事は、前後文脈をよく知ると実は何でもない・普通のことが発信されていることが多い。
僕たちも炎上記事などは前後文脈が切り取られてる、と頭ではわかっているもののそこはあまり気にしない。
せっかく目に入ってきた(興味がわいた)記事も、中身をしっかりと調べ、結果大したことないオチではコスパが悪いからだ。
これら3つの価値観の変化を意識して、今の社会を上手く生きるために必要なこと。
それが #目立つ こと
個人の価値観は『影響』を与えなければ『評価』されない。
「中間層は排除」という(1の価値観)の中では、人々にアプローチできなければ排除される。
そのためには何か突出したものを持ち、目立つ必要があるのだ。
目立った結果、良いモノと評価されると「自分にとって都合の良いモノ(3の価値観)」となりリピートされる。
そして、無駄が無くて良いモノと評価されたモノは周りの人にも「共有(2の価値観)」されて影響力が増す。
この好循環の始まりとなるのが、目立つことなのだ。
#目立ってよい影響を与える
ただ『目立つ』は『発信の量』ではないよということもお忘れなく。
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