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世界一楽しい学校SA-CUS(サーカス)
日本武道館でOWNDAY x 西野亮廣プレゼンツの世界で一番楽しい学校サーカスが行われた。
僕はオンライン視聴で参加したのだが記録として残しておく。
講師は堀江貴文、田中修二、ローランド、西野亮廣。
内容の要約は大体こんな感じ。
堀江貴文
人の目なんか気にするな。
地球人は地球の上でしか住めないことにすねている。
田中修二
知ってる事と出来る事をちゃんとやる。
当たり前のことだがこれが成功の秘訣。
いくつになっても遅くない。
ローランド
常識を疑え。
この三人の講義は彼らの本を読んでたりすれば大体聴いた事のある内容だった。
でも西野さんの講義はメチャクチャ勉強になった。
西野亮廣
内容は『VIP戦略』について。
・まずは世界と日本のVIPサービスの重要性について
VIP戦略は必要と言われるようになってきましたが何故でしょうか。
世界では貧富の差がどんどん大きくなってきています。
日本でも貧富の差が広がってますが、日本では中間層もどんどん貧しくなってきている。
VIPを押さえるにはVIP(富裕層の人達)の気持ちを理解しなければいけない。
でも日本人って富裕層の気持ちがわからない。
理由は富裕層と触れ合う機会が無く、『寄付』の文化が浸透してないから。
一方海外では寄付の文化が浸透しており、スラム街に富裕層がやって来る。これぞ富裕層との接点。
日本ではVIPを狙った『区別』や『差別』をサービスの中に作らない。
理由は区別や差別を作ると世間から叩かれてしまうから。
でもVIP商品やVIPサービスを作らないと残酷になる。
そして『優しい世界』でなくなっちゃう。
飛行機やラスベガスって富裕層から高額なお金をもらっているから皆楽しめる優しい世界が成り立っている。
所得関係なく皆から一律の料金をもらう事って富裕層じゃない人には優しくない世界。
一万円の価値って貧富の差によって変わるでしょ。
VIP商品やVIPサービスが無いのって、税金(消費税)と似ている気がする。
富裕層じゃない人に全然優しくない。
・VIP商品の作り方について
プレミアム商品とラグジュアリー商品の違いを理解しなければいけない。
プレミアム商品とは、競合がいる中での最上位商品。
ラグジュアリー商品とは、競合がいない中での商品。
プレミアム商品とラグジュアリー商品では値段が全然違う。
プレミアム商品とは、お客さん(の納得感)が値段を決める。
だから値段が跳ね上がる事はない。
ラグジュアリー商品とは、売り手が値段を決める。
競合がいないから待ったをかける人がいない。
だから売り手の言値で値段決定が出来る。
プレミアム商品って作り方が単純。
競合に勝るものを作り続ける、これに尽きる。
・ラグジュアリー商品の作り方
ラグジュアリー商品とは言い換えると『夢』の事。
夢の作り方の計算式。
夢 = 認知度 -(マイナス) 普及度
つまり、皆知っているけれども誰も持っていないモノの事。
例えば高級ブランドのルイヴィトン。
ルイヴィトンの商品を買う事って、人生の大きなイベント。
ルイヴィトンを買う人って、今日買う!と決めて、その目的に向かい一直線。
そんな商品ってデパートの一階に無くても絶対に売れるはず。
でも実際にはルイヴィトンのお店って一等地の一階に鎮座する。
その理由こそ面白い。
認知を上げて(人目につく)、普及度を減らすため(買えない人を増やす)
言い換えると、目立つ場所に鎮座して、賃料を高くして、それ故に商品を高額として、買えない人を増やしている。
モナリザの絵の価値が上がった瞬間がある。
それが盗難されたとき。
盗難されたとの報道が(認知度の上昇)- 普及度(その絵)は一点のみ。
・広告費とは買えない人を増やすために使うべき
例えば、ハリウッド映画であなたの商品を使わせてくださいとオファーされたとする。
一般的な考えでは、今売りたい商品を提供すると思う。
だってハリウッドスターが使っているという事実でその商品が売れるから。
でもラグジュアリー商品を作る企業は違います。
今は売っていない、もう買えない商品を提供する。
映画により認知度は上がるが、その商品の普及度は増えない(もう買えない)から。
まとめ
・VIP商品がなければ世界が優しくならない。
・VIP商品を作るには富裕層の気持ちを理解する
・ラグジュアリー商品を作る(認知度を上げて普及度を減らす)
勉強になりました。