オラクルってナニ?

本日はブロックチェーンのレイヤーを理解する前に知ってた方が良いオラクルについてDAぜぇ。
オラクル(Oracle)とは『神託』だったり『預言者』だったり『巫女』って意味を持つ英単語。
でもweb3界で使われるオラクルはちょっと違う。
web3界のオラクルとは

ブロックチェーン外にある情報を集めて、その情報をブロックチェーン内に取り込む橋渡し的な存在

イメージとしてはブロックチェーンという白黒はっきりとした世界の中に、ブロックチェーン外にある(ボンヤリとした)グレーな情報を預かり持ってくる者。
こんな感じで捉えると分かり易いってワケ!

ブロックチェーン上にあるモノは白黒はっきりしている。
たとえば、ブロックチェーン上にスマコンを使い作られたルールがあるとする。
ブロックチェーン上にあるルールは、チェーンがある限り存在するから『永続性』を持つ。
他にも皆で管理しているから不正が働かない『確実性』も持ち、いつでもどこでも誰でも確認可能な『透明性』も持っている。
そのルールはアップグレード(変更)可能な仕様にすることも出来るんだが、それを行うにしても皆の賛成がなければ出来ないようにすることも可能。
管理者ですら独断的にルール変更出来ず、ブロックチェーン上のルールは白黒はっきりしていて絶対に揺るがない『鉄のルール』ってワケ!

でもチェーン外にある情報はワケが違う。
前途した通り、チェーン上の情報は白黒はっきりしているが、ブロックチェーン外の情報は永続性・確実性・透明性を持ってない
白黒はっきりしてない情報だから『グレーな情報』ってワケ!
グレーな情報をオラクルを通してチェーン上に持ってきたとしたらどうなるか?

「オラクルさんよぉ、こんなどこの代物かもわからねぇグレーな情報を持ってくるんじゃねぇ」

こうなっちまうのは想像に容易いよなぁ。
取り込もうとしているチェーン外にある情報が正しい情報だと誰が決めた!?
こんな懸念があり、この問題を『オラクル問題』と言うんDAぜぇ。
オラクル問題とは

ブロックチェーン外にある情報が正しい事を誰が証明するのかという問題

補足情報として、オラクルはハードウェアでもソフトウェアでもないから『ミドルウェア』ってワケ!
それからオラクルにも「オラクルノード」と呼ばれるNodeがある。
(Nodeとは暗号資産のブロックチェーン証明に参加するためのアプリみたいなモノ)
オラクルノードはPoSと同じ仕組みで動いており、PoWの速さ勝負とは異なり正確な情報を提供すると報酬が与えられる。
誤った情報やオフラインになるとStake(預け入れ)してる暗号資産が全額没収されんDAぜぇ。

というワケで本日はオラクルについてのお勉強でした。
最後に一言。
NFTはおもしれぇ!
NFTはおもしれぇんDAぜぇ

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