有害社員と頑張らない社員

生産性の観点でみると、有害社員を切るのと超優秀社員を雇うのでは、有害社員を切る方が生産性が上がるらしい。
超優秀社員1人がもたらす生産性の上昇率は1.5倍。
それに対して有害社員がもたらす生産性の低下率は2倍とのこと。

という訳で、超優秀社員を雇うより有害社員を切る方が生産性が上がる、という結論を出したくなるのだが、結論を出すのは少し急ぎすぎである。
人の集まりでは、働きアリの法則だったりパレートの法則があるように、有害社員を切ったところで全体の6割が普通社員に、そして2割が頑張らないようになってしまう。

ただ『有害社員』と『頑張らない社員』では決定的な違いがある。
頑張らない社員とは『自分1人の害』に対して、有害社員とは『他者を巻き込む害』なのである。
1人だけが害である場合は、その1人を放置しておけば良いだけ。
他者を巻き込む害は、ウイルスのようにどんどん感染されていくので『予防策』や『対応策』といった手間が必要となる。

やっぱり有害社員はいない方が良さそうだ。


石川県の小型船舶操縦免許の更新は #ポートドア海事事務所

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