動物ではなく人でありたい

ものすごーくくだらないニュースが目に入ってきました。
先日、僕の住む石川県では県知事選挙と金沢市長選挙が行われました。

先ず大前提として、石川県というのは「保守王国」と言われており自民党が強い県となっております。
県知事選挙では、主に自民党派閥の3人が争いました。
その3人の中の1人が、金沢市長でありましたので、同時に市長選も行われることになったのです。

結果的には自民党県連が支持を表明した人たちが勝ったのですが、くだらないのはその後です。
勝った人たちを支持しかなった議員がいるとの事で、自民党の党紀委員会と呼ばれる組織がこれらの議員の処分を議論するとの事。

実にバカバカしい。

こんな事してたら、忖度だったり、ゴマすりばかりがメインとなり、一向に良い方向へと向かわない。
結束することは良い事ですが、こんな勝者の声ばかりが大きくなるシステムでは、党の発展は望めない。
他から出た良いアイディアや意見はどんどん取り入れ、悪い意見やアイディアはなぜ良くないのかをしっかりと分析する。
視点を変えれば良い面も見えてくるはずだ。
だって争いってのは正義対正義の対立構造だから。
物事ってのは常に表裏一体、光と影が存在する。

制限や我慢で物事を終わらせるのは格好悪い。
人は複雑な事でも『考える力』を持っているから人なのだ。
文明もテクノロジーも進化している。
我慢や制限ではなく、考える力・アイディアで解決する方が人間っぽい。

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