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保育ってナッジで溢れているんじゃない?って今更思った
先日岡田斗司夫さんのYouTubeを観ていて
これ面白いねとお勧めしていた本
『その問題経済学で解決できます』
その中でも特に惹かれたワードは
保育園のお迎え問題
わかる人にはわかる…
これが気になって
AIに要約してもらったところ
本書では、保育園のお迎えの遅刻問題を行動経済学の視点から分析し、期待された効果と実際の結果について解説しているそうです。
背景:保育園のお迎え遅刻問題
ある保育園では、子どもを迎えに来る時間を過ぎても保護者がなかなか来ないという問題がありました。
・保育士は残業を余儀なくされる。
・子どもも待たされてしまう。
・遅刻する親の割合を減らす方法が求められていた。
試みた解決策:「罰金制度」の導入
保育園側は、遅刻する親を減らすために 「お迎え時間に遅れた場合は罰金を科す」 という制度を導入しました。
・具体的には、数分遅れるごとに一定額の罰金を課す仕組みです。
・罰金を設定すれば、親は「遅刻すると経済的負担が増える」と考え、遅刻が減ることが期待されました。
意外な結果:「遅刻が増えてしまった」
罰金制度の導入後、むしろ遅刻する親の数が増えてしまった という予想外の結果になりました。
なぜか?
1. 「罪悪感」が「料金」に変わった
• 罰金が導入される前、親たちは「遅刻すると申し訳ない」「迷惑をかける」と思い、できるだけ早く迎えに行こうと努力していました。
• しかし、罰金が導入されると、「罰金を払えば遅れてもOK」という感覚になり、罪悪感が薄れてしまった。
• つまり、「社会的ルール(申し訳なさ)」が「市場的ルール(お金を払えば解決)」に置き換わってしまった。
2. 罰金の金額が低すぎた
• 罰金の額がそこまで高くなかったため、親にとって「少しお金を払えばいいだけ」という感覚になった。
• 「ベビーシッターを雇うよりも安い」と考える親もいたかもしれない。
3. 罰金が「正式な選択肢」になった
• 罰金制度ができたことで、遅刻が「違反」ではなく「選べる選択肢」のように感じられるようになった。
• 例:「駐車禁止エリアに停めるのはダメ」→「駐車違反の罰金を払えば停めてもいい」と考えるのと同じ心理。
行動経済学的な教訓
1. 金銭的な罰則だけでは、人の行動を変えられないことがある
• 罰金を設定すると、「お金を払えば解決する問題」として認識されることがある。
• 道徳的・社会的な要素が強い場面では、罰金制度が逆効果になることも。
2. 社会的規範をうまく活用するべき
• 罰金の代わりに、「他の親が時間通りに迎えに来ていることを伝える」「先生や子どもに迷惑がかかることを強調する」などの方法を使えば、遅刻を減らせた可能性がある。
3. 罰金の額や仕組みを慎重に設計することが重要
• もし罰金を課すなら、それが「本当に避けたい」と思わせるような水準でなければならない。
• あるいは、罰金を払う代わりに「保育士の手伝いをする」など、お金以外の形で責任を取らせる方法も考えられる。
まとめ
「保育園のお迎え遅刻問題」は、行動経済学における「金銭的インセンティブの限界」を示す典型的な例です。単純に罰金を科すのではなく、人々の心理や社会的規範を考慮した仕組み を作ることが、より効果的な解決策につながることがわかります。
これ…ホントそうだなぁと思う
追加料金払えば見てくれるんだったら払う!!
っていう人結構いてます!
今働いているところは
19時半以降園を開けていると申請と時間が違うということで
指摘が入り、営業できなくなります!
とはっきり言ってます
預かってもらえなくなると保護者も困ってしまいますもんね
大変だとは思いますが
必死でどうにかしてくれています
今、普通に生活ができていることは
何も当然のことだったり、当たり前のことではないんですよね…
いろんな人のもとに成り立っているということを
もう少し意識して感謝しようと思います
今日の音源は
『おかたづけ』
なかなかすんなりお片付けってしてくれないですよね…
この曲を歌うとしれーっと逃げちゃう子もいます笑
アカペラで歌うことも多い曲ですが
保育園でも幼稚園でも大活躍間違いなし!の一曲
私は一音ずつ上げながら、そして少しづつ速さを速くしながら
急げ急げ〜!!って感じで弾いたりしていました笑
(無言の圧?)
あれ?これってナッジだったりするんですかね…?
保育ってこういうナッジ的な要素が溢れている気がする…
早速AIに相談♡
言語化してもらおうと思います♪
最後まで読んでくださりありがとうございます♫