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社内決裁を取るために大事な事は?


こんばんわ、みきぷろです。

今の会社に勤務し結構経ちますが、案件の相談を受けて、稟議を起案することも増えています。

当然、業績を上げるために案件のネタを拾ってくることは営業職の仕事ですが、案件のフォローして社内稟議を通すために、みきぷろもよく手伝っております。特に、取引にかかる案件の条件面や与信面の社内決裁を通過させる事も大きな仕事の一つです。

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Aくん 「先日の案件についての稟議書を回覧お願いします」
みきぷろ 「はい。ところでAくん、この稟議の意見欄だけど、先方のメリットだけではなくて、こちら側のメリットやリスクの有無も検証してみたかな?」
Aくん 「デメリットって無いんじゃないですか。この案件は当社と相手側にとって両方にメリットあるので、これで稟議を通して欲しいです」
みきぷろ 「デメリットが無い事は無いよ。例えば、この点についても検証するとどうだろう。絶対質問が来るから、先に述べておけばスムーズに稟議が通過するんじゃないかな」
Aくん 「あっ、そうですね。調べて副申欄に追記します」


当然、論理的な文書で簡潔に必要なことが記載されているのが良い稟議ですが、取引先によっては取引ボリュームが大きく与信管理面も重要になる場合もあります。

今回は、社内で決裁をとるために、必要になるものについて考えてみます。

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決裁を取るために一番必要なものは、人からの信頼です!

顧客のニーズや依頼事項に対して、案件を取り上げる否か、そして条件面の決定して正式に提案するには、社内稟議を通す必要があります。決裁を取るために何が必要かといえば、双方のメリットや自社のリスクなどを論理的に説明して、上司と決裁権限のある部長や役員を納得させる必要があります。

しかし最終的に誰が起案者で、質問に対しどんな説明をしたかにも大きく影響を受けるように感じています。

顧客と取引をする際には信用調査もして与信に耐えられるかも見ていくわけですが、ほとんどの稟議起案の際には当然のようにメリットなどの取引を進めることでの良い事を書く事が多いのです。デメリットについてをはっきり記載しない書類が多いです。

普通、稟議を通す時にデメリットはあまり言いたくない部分ですが、きちんとリスクも考えているかどうかで、その人の信頼度合も決まってくると思います。

「あいつの上げてきた書類は、リスクも考えているから信頼できる」
「こちらが心配していた所も調べていたので、納得できた」

そんな風に決裁権のある部長や役員に思わせ、次回以降の書類の信ぴょう性は上がるので、「○○が起案者なら、信頼できる」となりやすいです。

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まとめ

どんなにいい案件でメリットを前面に押し出したとしても、リスクに対する考えを深堀りしたりデメリットについても洗い出しすることで、本当に良い案件かどうか自分自身でも検証できます。検証した結果、進めるメリットの方が大きいと判断すれば、全力で決裁権限者が納得できるような決裁文書を作成すればよいわけです。

当然ですが、自分が着想しない部分での質問については、至急調べて回答するなどの努力も必要です。

スムーズに仕事を進めるための秘訣は、社内に対してもお客様に対しても誠実な対応と信用の積み重ねになると思います。

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