人に任せることは大切なこと
こんばんは、みきぷろです。
職場の人に仕事を上手に依頼したり任せる事ができていますか?
階層のある組織の中では、自分の守備範囲がきちんと決まっている職場が多いとは思います。しかし、自分の仕事とは何でしょうか?
一般係の仕事と係長や課長などの管理職の仕事とでは、本来は仕事が違います。昇進しても一般係の仕事を課長などが自分で抱え込んでいる事がよくあります。
今回は、上司が仕事を抱え込む問題点について考えてみます。
上司が仕事を抱えこむと、部下が成長せず悪循環に
上司になっても、自分の担当の顧客や事務仕事を抱えこんでしまい、一人忙しくしている様子を見かけることがあります。
部下Aさん「E係長はあまりに忙しそうだから、聞きたい事が聞きにくい」
部下Bくん「得意先の〇〇商店の事は、E課長しかわかりません」
部下Cくん「E係長に『仕事を何か手伝います』と言ったら、『あとで』と言われてそれっきりです」
仕事を自分で責任を持ってやらないといけないと思っているのか、自分で仕事を全て完結させようとして部下が手持無沙汰になっているようでした。
みきぷろ 「E係長。この仕事は部下に仕事を任せたらどうですか」
E係長 「でも、その仕事は私の方が良く分かってますし、間違えたらやり直さないといけないので、部下がもう少し仕事が解ってきたら任せます」
みきぷろ 「E係長の仕事は、自分で仕事を素早く進める事ではないよ。部下の成長機会を奪ってはいけないし、最初は時間がかかるけど、自分の仕事を部下に教えて、成長させる事が仕事だよ。さあ、この仕事はAさんに教えて、この仕事はBくんに渡してください」
E係長に渋々ながらも、部下Aさんや部下Bくんに仕事を渡して貰い、部下へ仕事の手順を教えてもらいました。同時にE係長に部下の仕事の完成期日を管理するように伝えました。
仕事は、平社員の内は自分の段取りで進めていけば良いのですが、係の責任者(係長)になれば自分自身の仕事以外に同じ係員の仕事の進捗チェックや指導面のフォローが必要だと思います。
日本はプレイングマネージャーが多い事もあって、昇進してからも一般社員と同じ仕事のやり方をしている状態が継続している事があるので、仕事のやり方を変えてもらいましょう。
まとめ
E係長に仕事のやり方を変えて、部下に仕事を教えだしてからは、部下も成長する機会を得て係での仕事がスムーズになり始めたように思います。
仕事はみんなでやるものです。チームとして情報ややり方などを共有できれば「○○は不在なので」という理由で仕事が停滞する事は少なくなると思います。
職場のみんなが充実して仕事が出来て、スキルアップするとともに定時に帰れるように配慮できる職場にしていきたいです。
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