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推さない
子どもが歩き始めてから、育児負荷が明らかにまたもう一段階引き上がった。抱っこの要求も激しいため体力的に非常にきつい。もちろん新しい仕事も順調に忙しくなっているし毎日ヨレヨレである。
昨日は夕方、夫に子どもを任せてなんとか3時間ほど外出。少しは体を労わろうと思い、久しぶりに整体に行ってみた。が、終わった途端すさまじい寒気に襲われ、数時間後には38度の高熱が出てぐったり。(科学的根拠のない)好転反応というやつなんだろうか。Twitterなどで検索してみると、産後の女性が整体で熱を出すケースはしばしばあるようだった。ともあれ、何もできないので諦めて子どもと一緒に21時にベッドに入る。
結局この土日はほとんど何もしていない。歯医者に行ったのと、コーチングのセッションを一件やったくらい。
子どもに張り付いているだけの時間が長かったから、Audibleで『これは経費で落ちません!』の読んでいなかった3〜4巻を一気に聴ききってしまった。美華はなかなかいいキャラだ。
それにしても、Audibleでの読書は便利だしそれなりに楽しいのだが、今の使い方だと(子どもの相手をし続けているが故に)途中でメモを取ったりする余裕がなく、有意義な情報を聞いてもいまいち血肉にしきれない感じがするのが残念。クリップ&ブックマーク機能があるのはわかっているもののどうも活用しきれない。難しい。
紙の本の方は、『宮本常一講演選集3 都会文化と農村文化』を少し読んだ。人が意味もなく集まってわいわい騒げる場所——市民広場的なものがなければ人の力が本当に発揮されたり結集されたりすることはない、その土地をふるさとと感じることもない、というのは本当にそうだろうなあと思った。日本も近代化の時期、「公共」の精神を市民に育むべく上野公園だのなんだのといったパブリックな空間を整備したわけだが、文化としてそれが国に根付いたかというと微妙そうである。
これからそういう場所を増やしたいものだ。
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「推し活」と「宗教」は似ているのかどうか、というような話がX上で盛り上がっていたのでその出所を調べたところ、どうもこの記事のようだった。
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