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ファッションモデルの常識もどんどんアップデートしている話 - 200人が歩くリック・オウエンス(Rick Owens) 2025年春夏メンズコレクション

(写真 vogue.com, Owenscorp / Courtesy of Rick Owens)

リック・オウエンス(Rick Owens) 2025年春夏メンズコレクションは、なんと私が勤務しているパーソンズ・パリの教え子達や同僚もランウェイを歩きました。

今回のモデル探しは独特でした。パリ在住のファッション学生と教員で、16歳以上のすべての人種と民族にモデルの資格があるということで、キャスティングの会社が大学までスカウトに来ました。

この多様化の時代、背の低い私もモデル立候補したのですが、なんと身長だけは多様性とは程遠い170cm〜190cmじゃないとダメだと言われあえなく撃沈、ランウェイデビューが幻となりました。

まあ、でもこの独特な、200人のモデルが歩くショーで統一感を出すには、同じくらいの背の高さが必要だったということがショーを見て納得しました。

それにしても一昔前までは考えられないかったのですが、昨今のダイバーシティへの変化に伴い、いろいろな体型や年齢の人々がファッションショーのランウェイを飾っています。私もその流れに乗ってひょっとしたら多様性枠で近いうちにランウェイを歩けるんじゃないかとまあまあ本気で思っています。頑張ります。


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