上達論未掲載原稿4-グラップリング、ノーギ(No Gi)
グラップリング、ノーギ(No Gi)
柔術とグラップリングは別競技です。ルールが違います。柔術は道衣を着て柔術ルールで行います。グラップリングは道衣を着ないで、柔術と全く違うルールで競技が行われるものです。
グラップリングのルールは、大会によって違います。世界的に有名なADCC(アブダビコンバット)という大会はサブミットの一本もありますし、テイクダウンやパスガードなどのポイントもあるルールで行われます。勝敗は一本のみで、時間になったら引き分け、というルールもの大会もありますし、勝敗は一本のみだが、時間になったらレフェリー判定、というルールの大会もあります。グラップリングの一般的なルールはありません。
なので、知らない相手とスパーリングをする時には、引き込みはありなのか、足関節や首関節はどの程度認められるのか、スラム(バスター)はOKなのか、ポイントは考慮するのか・・・などなどを確認しておかないと、思わぬトラブルや怪我につながる可能性があります・・・・
『柔術上達論』は480ページありますが、
6年かけて原稿を書いていたので、未掲載原稿がまだまだ山のようにあります。
お蔵入りさせるのももったいないので、こちらで少しづつ上げていきます。
ご興味のある方はどうぞ。