上達論未掲載原稿9-絞め技の原理〜どうやったら落ちるのか
絞め技の原理〜どうやったら落ちるのか
絞め技とは、相手の頸動脈を圧して脳に行く血流を減らし、相手を気絶させようとすることです。気絶することを「落ちる」と言います。実際は、相手はこのままでは落ちてしまうと判断して落ちる前にマイッタをすることがほとんどです。
万一落ちたとしても、すぐに絞め技をほどけば意識は回復して障害などは一般的には残りません。頸動脈の血流が滞ると、意識は消失しますが、生命維持に必要な血流は、骨に保護された椎骨動脈で確保されている、と考えられています・・・・
『柔術上達論』は480ページありますが、
6年かけて原稿を書いていたので、未掲載原稿がまだまだ山のようにあります。
お蔵入りさせるのももったいないので、こちらで少しづつ上げていきます。
ご興味のある方はどうぞ。