埋もれたハッピーを掘り起こす(2023年振り返り)

《注意！》
2023年を振り返ったのですが、前半重いし暗いです！！
なので、苦手な方は戻ってくださいね！暗いものを読んで心が沈んだり気が滅入ることもありますから。
私は困難に陥ったとき、似た経験をした人のエッセイや発信を見て励まされたタイプなので、今回の記事を残すことにしました。

あっという間に大晦日ですね！

今年を振り返ってみると自分史上なかなかのヘビーイヤーでした！堂々の1位を飾るかもしれません！！優勝！！なんて年だ！

母を突然見送ることからはじまり、生活の基盤を支えていた職を失い、

えっ人間ってそんな大したことない欲のためにわざわざ人を傷つけるのかい？
この人にとって私は人権ないのかな？

と思うような出来事もあったりして。

人に対してある種の諦めをもって、
期待をせずに過ごした方がどんなに楽かと思った。
平手でペチッと傷が残らない程度に叩かれるより、見えないナイフでズブズブ心刺されまくって見えないけど致命傷級の傷を残される方がきっと軽く扱われる理不尽。

“今”も困難の真っ只中だっていうのに、
“未来”を考えても問題が山積みで、ついに人生詰んだかという気持ちだった。

仕事中も遊び中も頭の片隅にこびりついた負の感情があって集中しきれなくて、

消えたくて堪らなかったし、
立ち向かってまで存在する価値があるのか疑問だったし、
この世私向いてない〜！と思ったし、

一瞬でも涙が出なかった日は10日もなかったと思う。
気持ちの整理のために涙は出るというけど、出るたび体力が消耗するもんだから、寝る前以外は勘弁してくれよって思った。

“自分の人生を楽しんで欲しい”
そんな想いからインプロを使った仕事をしているから、
こんな状態の私にそんなことをする資格があるのか？とも思ったし、
30歳すぎてそんな心境になる自分がシンプルに情けなかった。

もーやだー！逃げたいー！
と思いながら、
学生時代一度も使い切ったことのなかった大学ノートを7冊使い切るくらい自分の気持ちや課題や解決策を殴り書きして、
映画やライブ、人と会う予定など楽しみな事を数ヶ月先まで入れておいたり、
習い事やピラティスを始めて定期的に人と会う習慣を作ったり、
自力で消せないものは時間の力を借りるしかないから、

ひたすら時間稼ぎをして、その間少しでも正常に近づけるようあらゆる手を尽くした。

12ヶ月経ってまだちょっとマシになったかなくらいだけど、ただただ生き延びれたことに拍手したい。

こうやって振り返ると記憶にも残したくないような散々な年だったわけだけど、

じゃあ良い事は全くなかったのかと思い出してみると、

良い事も大・豊・作だったんですよ！！

それはもう本当に！！！まじで？いいの？ってくらい！！
この良い事たちが2021年とかに起きていたら、

2021年自分史上にも残る大成の年では？！
なんて年だ！(ハッピーな意味で)

と歓喜していたことでしょう！！

• 山形の仲間と東京でインプロイベントに出演できた。

• インプロを教える継続の仕事が増えた。

• 中学生にインプロ教える機会をもらえた。

• 子どもたちとの関わりで忘れたくないような素敵な瞬間がたくさんあった。

• 仕事や物事を進める時人と協力し合えた。

• ずっと出演したかったユニットさんの公演に出れた。

• 新しく出会えた人たちで今後も仲良くしていきたいと思う人がたくさんいた。

• 大事にしたいと思う人たちが増えた。

• ずっと行きたかったお花見とイルミネーションに行けた。

• 肉眼でハッキリ表情わかる距離で推しを拝めた

• ピラティス始めて身体が扱いやすくなった。

• サッカー観戦やお笑いなど新しい趣味ができた。一緒に楽しんでくれた人たちとの関わりも好きだった。

数年前、なんなら2023年始まった頃には実現できないと思っていたことが実現できていた。

頭の端っこで常にコショコショ動いてるネガティブ虫のせいでその場に集中できなかったから、それが無ければもっと素敵な体験だっただろうとめちゃくちゃ悔しいんだけど。

今年は、ネガティブが呑み込む力の恐ろしさを知った一年でもあった。
2023年良い事もたくさんあったのに、危うく悪い印象しか残らなかった。
人間の本能としてネガティブな出来事の方が深く刻まれてしまうのは仕方ないから、
埋もれたハッピーを自分で掘り起こしていくしかない。

これからもきっと、生きていく中でびっくりするくらい最悪なことが勝手に起きていくし、上手くいかないことに溢れているけど、呑み込まれるままではなく、自分で主導権握れるところはしっかり握って続きの人生作っていきたい。

埋もれたハッピーに気づく力と、時間を稼ぐ力をこの一年で手に入れた。
試行錯誤の中で、自分の身体と心のコンディションを良くするためにできることがわかってきた。

もーやだーーー！って
ときに弱音吐きながら駄々こねながらでいいから、自分の作りたい人生を作っていきたい。