12月20日の新人・新刊・著者情報【2024年】「ひとりメーカー」の教科書
商業出版を支援するNPO法人 企画のたまご屋さんで出版のサポートをしている私は、新人著者のデビュー作を研究し、初めて本を出版する人に役立つノウハウを蓄積しています。
12月20日の新人著者の新刊で気になったのは、『「ひとりメーカー」の教科書』(マツイシンジ/青春出版社)。
著者のマツイシンジさんは、個人で商品開発から販売まで一貫して手掛ける「ひとりメーカー」として活動し、実績を残してきました。
本書はその経験をもとに、特別な経験のない人でも、自分が欲しいと思った「オリジナル商品」をリスクなしでつくって販売し、稼ぐ方法を解説しています。
近年、ネットの普及やコロナ化で活動が制限された影響もあるのか「ひとりでできる」仕事の本が多数出版されています。
もともと、人付き合いやコミュニケーションが苦手な人が対象の本もありますが、育児や介護などで余儀なく職場を離れた人にも、ひとりでできる仕事の本にはニーズがあるのではないでしょうか。
仕事に関する本を出版したい人は、「ひとりで」「自宅で」できるという視点にも着目してみてください。