アルバム制作日記#完-じょさく~あなたの’20 min.
こんにちは、三木です。
年の瀬いかがお過ごし。
アルバムが公開されたので紹介させていただきます。
…あなたの’20年最後に、僕に20分間を頂けませんか。
じょさく
The First (Eng.)
各配信サイトを覗いていただけますと幸いですよ。
これは僕なりのクリスマスプレゼントです。
中身を見てくれたら嬉しいな。
軽く、曲達を紹介。
be_gone
コンセプトアルバム系のが好きなのでinst曲ですが序章としては良い子になってると思います。バイオリン使ってみたいなーって感じで作り始めた子なのでバイオリンエチュードと別に名付く。
dirt
思春期の負の面を上手く表現出来ている子だと思います。作ってから自分で(作者であるが)色々解釈していく内、直近は『よだかの星』説が好きかもです。読んだことないはずですが、昨日読んでみてなんか似たものを感じました。類似点多すぎた。中学時代に実は読んでいて潜在的に覚えていたのかもしれません。よだかと違ってこのdirtの主人公は地に足を付けてまだ歩くこと、生きることを選びましたが。
夏の夜に
今年の夏の夜に暑くて寝付けなくて作った子です。そのまんま。曲として不思議な展開を確立した作品でもあるのでお気によ。聞く人によっては不快に感じるかもですが、主に鳴っているぶっといシンセサイザーの音が大好き。”ベイベー、ベイべ…”って歌ってる感じで時々口ずさんでしまう。
途中でなってる流星のような音は記憶の限り、ポケモンDPのピッピのスロットが元ネタって今思ってます。夏休み、夜中にポケモンをこそこそやってる解釈ですとなんかほっこり。
stones
『夏の夜に』をベースに故郷の馴染みの川を想い、作製しました。この子も色々解釈を進めてます。最後の歌詞では、もし石が夜に何か書きごとするなら月光を頼りにするだろうなーとか、運のツキがあって詩を残せば彼に思いを伝えるはずだと思って書き残そうとする健気さ。多く解釈を作るのは楽しいですね。
そんなことないよ
9月?に早朝自転車乗りながら作って、シャワーを浴びながら推敲した子です。パラノイアな主人公が思考を重ねてる感じが『dirt』とも重なってると感じます。4月の雪は尤もらしい解釈は花粉でいいと思います。はなひるって寒さなのか、花粉なのかって。
佃煮songーfrom La_Dahlia
やり始めの頃くっせえ青春な曲作りたいなーって思って完成させた曲です。歌詞については反骨精神もりもりですかね。知らないアーティストの曲ききあさってなんかツギハギでテンプレで既製品のマネしてる、直ぐに腐る曲だなと思う曲があってこんなのに負けてられるかと思って書きなぐりました。今でもこの歌詞を訓として佃煮のように長く人々に愛される、保存されるような曲達を作ることを忘れてません。
La_Dahliaというのは僕が高校の時、結成して受験が理由で直ぐ霧散したバンドです。あんま活動せず、音楽のおの字もかじれず終わったので未練。鎮魂歌かのようにこの曲を送ります。まるでライブのように構成されているのは彼らを想って作ったからですね。演奏もわざと下手くそな所を作ってます。
2月90日-by mikimikira & pistachio
歌詞に関しては過去の記事で色々言及したのでそちらをみて頂きたい。曲に関してはまだ言ってなかったのでここで。まず最初のinst部分が若々しくて好きですかね。歌始まってるとこより1オクターブあがってる感じで。始まりを思わせるいい出来ですよね。特にベースの”わわんわんわわーん”って感じのリズム好きですかね。『犬のおまわりさん』連想してしまって。なんかもっとクールな例えができたらいいんですけどね。如何せん。
下町と航海
最後は暗い曲で閉じたかったのでこの子が。曇りの日にともる街灯をみて、”なんでこんなどんよりした中こいつは健気に光ってやがんだ。”なんて気持ちから書き始めた作品ですね。もっと洗練したかった子ですが(特に声)逆に良い対比を生めているとおもいます。
こんな感じで今年は閉じていきます。2020年、皆さんは愛せましたか?まだまだ三木ミキラは序章です。だから2020年は評価しきれない。どうだったかなんて後についてくればいいかなて今は感じます。
メリークリスマス