知りたい欲求
こんな言葉があるわけもなく、それにあたる適切な言葉を知らない。
知らなくていいコト
というドラマの番宣で
あたしには、知らなくてもいいコトなんてない
みたいな台詞があった。
何気なくテレビを点けてる時に聞いたので、実際にそう言ってたかどうかも曖昧なのだけど。
知らなくても ~ なんてない
一聴すると、
え?なんて?どういう意味?
と頭が混乱するような言葉の並び。
俗にいうアラフォーと呼ばれる世代にまでなってしまったものの、
語彙力、読解力に欠けた人生を送っているあたしにとって、耳触りがよくないセリフ。
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対
この曲は好きですよ。
音に乗せると許せる部分ってあると思っているので。
ごめんなさい、話がそれました。
(これ、毎回恒例にしようかな、と思ってる 笑)
自分の生い立ちに関する、とある事件について調べる主人公が言ったセリフなのだけど、
ドラマの中なので、あまりにも現実からかけ離れてる感が否めない。
だから、あたしが思う知らなくていいコトと比べては門が違い過ぎる。
そう感じてはいるけれど、いちおう自分に当てはめてみるのがあたしの性ともいえる。
知らなくていいことを知る機会って少ないと思う。
知らなくていいことを、知らなくていいと判断するのは、自分自身でしかない。
知らなくていいことなら知りたくない。
だから知る機会も減っていく。
知らなくていいことを敢えて知ろうとは思わないけど、知りたいと思うことはあったりする。
知ったからといって、何が役に立つのかは分らないけれど、とにかく知りたい、知りたいと思う気持ちが大切だ、と考えた時もある。
だけど、知りたいことはたくさんあるけれど、
自ら学び取っていくとなると、大変な面もあると思う。
どんな本を読んでも、どんなツールを利用しても、それが正解とは限らない。
満足のいく答えが得られればいいけれど、
時を経て蓄えられた知識や経験がそんな自分の首を絞めることもあるんじゃないかと。
知りたいことを知って、知らなくていいことは知ろうとしない。
知りたいことを知っても満足できず、知らなくていいことを知ってしまって後悔をする。
そんなことを繰り返しても、
自分の為にならず、薄っぺらい大人になってしまう。
そんな大人もいるのです。
ここにも、ほらね。
だけど、相も変わらず知りたい、と思うことはやめられない。
昔よりはその範囲や労力は狭まっているような気はするんだけど。
とりあえず、知らなくていいことは知らなくていい。
それだけは学んだかもしれない。