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時間が「ない」から「ある」世界へ
今日は大人の自由研究で振り返り会がありました。
そこで自分の時間に関する価値観がずいぶん変わっていた事に気づきました。
それはやはり住んでいる国「インドネシア」の影響を受けているように思います。
インドネシアの時間
インドネシアでは『Jam Karet(ゴムの時間)』という言葉があって、文字通り時間がゴムのように伸び縮みするということ。
時間に対してとても寛容です。
忙しいって心を亡くすと書くぐらい自分を見失わせてしまうもの。
インドネシア人は遅刻はもちろんの事、よくわからない時間(無駄と感じる)が展開されていても受け入れ楽しむ人たちです。
自分たちが生きやすいようにどえらい言葉作ったなって思います(笑)
Jam Karet憎いぜ!
もちろんいい意味で言っています。
インドネシアでは
「えっ!これなんの時間ですか?」
と突っ込みたくなる時間がたくさんあります。
インドネシアに住んだ事ある人は大いに経験済みだと思います。
例えば子供の行事が9:00開始だとします。
でも9:00には始まらず、ウダウダ、ダラダラと保護者たちがみんなでおしゃべりタイムみたいな。
最初の頃はどこへ行っても「何時に始まるの??」って質問していたのを思い出します。
これは最近の私の解釈なのですが、このウダウダ、ダラダラ時間はみんなが揃うのを待っている時間なのかな?と思っています。
9:00にみんな来ないから。
でも不思議と今はその「なんの時間?」がすごくお気に入りです。
そこに「余裕」を感じるんですよね。
「はじまった、はじまった」とニヤニヤしてしまいます。
効率的にテキパキと時間を有効に使う日本はすばらいしと思うけど、有効に使ってまたそこにタスクを入れて忙しいスパイラルなら、私は「なんの時間かよくわからない」無益な時間を楽しめる自分でいたいなと思います。
最後に
実は私は日本にいた時と、今の生活はそんなに変わりがありません。
子供の送迎がなくなったぐらいです。
「忙しい忙しい」って自分で忙しくしていたのかな?と思います。
こちらに来てから忙しい人をまず目にしないわけなんですよ(笑)
絶対に無理をしない人種なので。
人との約束よりも自分が優先だから気が変わったりしたらドタキャンは当たり前。
これを自分勝手と捉えるか自分を大切にしていると捉えるか。
自分がドタキャンするから人のドタキャンも寛大に受け入れられる。
それが国レベルという文化レベルなんですよね。
「許す・受け入れる」がすごく当たり前にできる国だなと思います。
我慢をしていると人にも我慢を要求したくなる。
時々というか、一部ですが日本はそんな負のスパイラルも感じます。
忙しい!と思った時、自分が自分で忙しいを創り出していないかな?と疑ってみてください。
そして、そんな時の魔法の言葉です。
「私はいつも時間にゆとりがあるんだよね〜」
と口癖のように言ってみてください。
現実が変わるとか変わらないとか(≧∇≦)
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