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【2024年9月22日 】秋分図から読む、冬至までの3ヶ月の流れ

こんにちは、深山美希子です。

まだまだ暑さが厳しい毎日ですが、
9月の後半に入り、
2024年の終わりを意識することも
増えてきたように思います。

私自身、数秘や占星術を
学んでよかったことのひとつに、
「今どんな時期かを
 意識して過ごすことで、
 必要以上に焦ったり
 不安になることが減った」
ということがあります。

先が見えないような
不安感の中を進むのではなく、
自分のいる位置を知り
向かう方向を定めて進めること

(それは流れに身を
 任せることとも言えますが)
によって、
人生との向き合い方が
大きく変わりました。


そんな流れとして、
この9月は、
占星術的に大きな節目があります。
「秋分の日」です。

1年で4回という大きな節目。
ぜひ一度立ち止まり、
今の自分を見つめ、
これからの自分を考えたい時
です。

今回の秋分図は、
どんなメッセージを与えているのか?

読み解いてみたいと思います^^




(1)そもそも秋分の日とは?

そもそも秋分の日というのは、
どのようなタイミングなのでしょうか?

秋分の日というのは、
1年に2度起きる
昼と夜の長さが同じになる日。
(もう1日は春分の日)

これまでは昼が長い、つまり、
陽のエネルギーが多い日でしたが、
この日を境に、
夜が長い=陰のエネルギーが
日々増えていくということになります。

エネルギーのバランスが
これまでと変わっていくということで、
ひとつの節目として、
「立ち止まり、
 ここまでの振り返りをし、
 この先の進め方を調整する」
というタイミングと言えます。

また、西洋占星術においては、
春夏秋冬の年4回、

・太陽が牡羊座へ移動=春分の日
・太陽が蟹座へ移動=夏至
・太陽が天秤座へ移動=秋分の日
・太陽が山羊座へ移動=冬至

として、
その瞬間のホロスコープを
そこから3ヶ月の流れを示すもの
(春分図については1年)としていて
未来予測などのヒントに用いられています。

なお、それぞれのホロスコープは
個人というよりも、私たち全体(国全体)に
もたらされるムード
というイメージです。


今回は秋分の日、
つまり9/22に、
太陽が天秤座に移動した時の
ホロスコープを見ることで、
ここから3ヶ月の流れを読み解く
ということなのですね。


そのホロスコープというのが、こちら^^

特徴としては以下のような点があります。

・アセンダントは双子座
 チャートルーラーは水星で4ハウスに
・太陽は4ハウス
 (5度前ルールにより5ハウス)
・太陽、月、とトランスサタニアン
 (天王星・海王星・冥王星)がカイトを形成
・月は12ハウスで、
 天王星とコンジャンクション
 さらに金星、海王星と共にヨッドを形成
・アセンダントと木星がコンジャンクション
・金星と冥王星がスクエア
・火星と土星がトライン



(2)秋分図が示すメッセージ①

今回の秋分図から、
ここから3ヶ月かけて
私たちに示されているメッセージを
2つ挙げてみたいと思います。

①社会全体が変化していく時に

今回の秋分図の中心になるのは、
アセンダントのチャートルーラーである
「水星」

コミュニケーションや情報を司る
水星という星が、
4ハウスという「基盤」の部屋にあり、
国全体の方向性を示す太陽と
ぴったりくっついている状態。

私たちが生きる世界の基盤における
大きな変化と、
それに伴うメディアの活発な動き、
人々のコミュニケーション

イメージできるのではないでしょうか。


この後予定されている自民党総裁選や
アメリカの大統領選などは、
まさに大きな変化の時と言えますし、
それを報道する在り方も様々。

(個人的には、Youtubeで
 オリラジの中田さんが政治家と
 次々対談しているのなんかが
 すごく驚きました!
 過去にテレビでは見えなかった
 各政治家の人柄が見えたりして、
 面白かったです。
 失礼ながら、こうしたYoutube対談が
 実現しているところなんかも
 時代の変化を感じちゃいました。)


また、今回のホロスコープで、
特に存在感を放っているのが、
太陽、月、天王星、海王星、冥王星
というトランスサタニアンが含まれた
カイト(複合アスペクト)
の存在です。

カイトというのは、

・3つのトライン(120°)で作られる
 グランドトラインという正三角形
・2つのセクスタイル(60°)と
 ひとつのトラインから成る小三角形

という2つのアスペクトによって
構成されていますが、

グランドトラインに注目すると、
各天体が、
地の星座の終わり付近の度数か、
風の星座の始まり付近の度数になっていて、
まさに、
「地の時代から風の時代への移行」
という、
今のタイミングにぴったりの状況を
示しているようにも思えるんですよね!

先日の魚座満月の話でも少し触れましたが、
現在、冥王星が山羊座に滞在中
(11/20に水瓶座へ完全移行します。)

私たちは、今、
このあと240年後まで来ない
冥王星=山羊座の時を過ごしているのです。

2020年末から言われてきた
風の時代という新しい価値観の時代へ
もう一段深く変容していくのが
今というタイミングであり、
そのために必要な社会的変化も
私たちが向き合っていくことになる

ということが言えそうです。

ちなみに、木星という
「発展・拡大」」を担う星が、
アセンダント上にあることから、
その変化はやはり、社会全体が
より拡大していくための変化
として
受け止めていきたいですね。


その中で、
私たちにとって必要なことは、

・理想を描き、柔軟に取り組むこと

・様々な情報に翻弄されるのでなく
 適切な距離を取り、情報を見極めること


ということにも
なっていくように思います。

このあたりは、まさに
この先の風の時代においても、
個々が自分らしく進むために
必要なことになっていくのだと思います。



(3)秋分図が示すメッセージ②

秋分図から読み解く、
もうひとつのテーマは、

②変化の時代だからこそ、
 「自分の感覚」を軸にする

秋分図において、
私たちひとりひとりの様子は?
となると、注目するのは
「月」

今回の月は、
①で挙げた社会全体の変化にも
含まれてきていましたが、
それに加えて、

・天王星とコンジャンクション(0°)

・金星、海王星、天王星と
 ヨッドというアスペクトを形成

という特徴が見られます。

「改革・革新」というテーマを持つ
天王星とぴったりくっついていることから、
私たちそれぞれに、変化の意識が
高まっていく様子
がイメージされます。


さらにヨッドに注目してみると、
そうした内的にも、そして外的にも
変化が激しくなっていく中で、
「自分の感覚を大切にしていくこと」が、
感情の揺れ動きや理想や夢との向き合いを
調整していけるポイントになると言えます。

風の時代というのは、良くも悪くも
情報が多くなっていく時代です。

そして、その情報に対する考えは
人によって様々であり、
何を選んでいくかは、
私たち自身に委ねられます。

何を大切にして、
どういう情報を選んでいくのか?


そこで軸になるのは、
誰かに聞いた正解ではなく、
「自分の感覚」でしかありません。



時に不安もよぎりますが、
極端になり過ぎず、
日々の中で余白を大事にしながら、
いつもフォーカスするのは、
「自分の感覚」


いつも自分自身に
「それは本当か?」と問いながら、
この先の新しい価値観の世界へ向けて、
柔軟さを持って、
一歩一歩進んでいけるといいですね。

2024年もあと3ヶ月、
心身を緩める時間を取りながら、
与えられる流れを活かして
日々過ごしていきましょう^^


1年の流れのおさらいも
あわせて確認してみてください♪


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