大塚健一朗との出会い③
Giveseed創立5年目の節目に代表大塚との出会いを綴っています。
前回までの記事はこちら↓↓
大塚健一朗との出会い
大塚健一朗との出会い②
新しい挑戦へ挑んだ大塚氏。
目指すは『ウェディングフォト日本一』でした。歴代の受賞作品を眺めながら、その家族の背景や撮影秘話も思い出しながらでも、受賞することがだけが目的ではなく、大塚氏の真の目的は別でした。
「自分の写真が世界に広がることで、鳥取という地、倉吉という地を知ってほしい。田舎でも頑張れば必ず評価される」そんな目的もあったのです。なので大塚氏の写真には、いつも必ずtottori japanの文字がありました。
コンテストに向けて準備を進める大塚氏。私は直接何かを手伝ったりする事はなかったので、横で『頑張れー!』と言うぐらいでした。
そして無事に作品提出。結果を待つのみとなりました。
そして・・
いつものように業務をしていると、大塚氏がやってきました。
「ミッキー・・結果がきた・・」
「えっ!どうだった?! 取った?! 」
早まる気持ちを抑えられない私。
冷静な大塚氏。
え?何?冷静?ってことはダメだったの??と頭の中は大忙し。笑
「やりました。受賞です。」と言う大塚氏。
「マジーー!!やったーーー!!何位?何位??」と興奮する私。
「1位です」と冷静を貫く大塚氏。
「えっ?1位?えっ?えっ?1位?? え?どゆこと??日本一??」
興奮しすぎてパニックの私。
「はい。日本一とりました。」
「ついに取りました!」
やったーーーーーーー!!!
おめでとうーーーーー!!!
大喜びで大声で叫ぶ私。
「ちょっと!うるさい!苦笑 静かに!!」と
焦る大塚氏でしたが、目には涙を浮かべていました。
アート部門での1位。そしてなんと、総合でも1位の快挙だったのです。
↑↑この写真がその受賞作品。
本当に夢を叶えた・・
仲間としてこんなに嬉しいことはありませんでした。そして祝賀会には沢山の人が集まって下さいました。私もそこで僭越ながらスピーチをさせて頂くことに。笑
何を言ったか全く覚えてませんが、感極まり涙してしまい、会場の中から泣くなー!と一喝されたのは覚えています。笑
私のサポートするウェディングには大塚氏の写真は必須となり、また大塚氏に写真を依頼する人は私のプロデュースに興味を持って下さったり、最初はあいつらが関わるとやっないだな。と言われてきた、熱血カメラマン大塚&曲がったことが大嫌いの堅物石賀🤣のコンビを、
いつの間にか素晴らしいチームワークだと言って下さる方が増えていたのです。
それから数年が経ち、私はある式場さんから
お誘いを頂きました。それは私にとっては有難いお話で、プランナー人生をとても評価して下さり申し分ない条件での雇用のお話でした。
色々悩み、考え、次のステージだと思って、そのお話を受けることにした私。
二人三脚でやってきた大塚氏と離れてしまう寂しさはありましたが、それをいい経験と財産にし次のステージは人を育てるという立場を選んだのです。
が、、、
退職も決まり次の会場さんと契約する目前に事態は変わりました。大塚氏から、
「ミッキー、俺、独立することにした」と聞かされたのです。もう1人のカメラマンさんもついてきてくれることになったから2人で独立すると。ちょっと待ってよー‼︎何その楽しそうな話‼︎ と私は半分キレました。笑
大塚氏は、ミッキーが居たらもっと可能性は広がると思う。けれど初めての起業だから先はどうなるか分からない。今のミッキーが出されてる条件ほど出してあげられない。だからミッキーはミッキーで頑張れ!また必ず一緒に仕事しような!と言うのです。
納得と葛藤。夢と現実。……
そこから私は悶々と考えました。
一度きりの人生だ。もし何かあってもそれは自分が決めたことだから誰のせいでもない。ワクワクしようじゃないかっ‼︎‼︎
そして私は先方をお断りし、大塚氏のもとへ。
「私も仲間に入れて下さい‼︎」と言ったのです。
驚く大塚氏。バンザイをするもう一人のカメラマン。
『よしっ!やるぞっ!』それがGiveseedの始まりでした。
大塚氏との出会いは私の人生を変えまくっています。
いい事ばかりじゃないし、付き合う年数が長くなるにつれて甘えもうまれ暴言を吐いたりと本当に手のかかるスタッフだと思います。それでも、今も変わらず目の前の人を幸せにするためには・・と考えると目指す方向は同じ。Giveseedで活動するようになり、周りからはそのチームワークを褒めて頂くことも多くなりました。羨ましいと言ってくださる方もおられます。
それが私には誇りであり、自慢であり、居心地いい場所なのかもしれません。
5年目に入り、課題は山ほどあるぞ!と言われてますが、一緒に培ってきたものが濃いのでまたこの年もきっとさらに濃いものになり、成長していける一年にしたいなと思います。
長編のブログになりましたが、書き綴りながら振り返る事もできました。
初心忘れるべからずですね。。
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