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Johannes-blog #24 祝・渡航から一年!暮らしてわかった10のこと【前編】

こんにちは!「ヨハネスブログ|Miki's Johannes-blog」です。
南アフリカ・ヨハネスブルクでの暮らしを記録します。

去年の8月半ばに南アフリカにやってきました。
他の国に滞在していたことも、日本に帰っていた時期もありましたが、ともあれ渡航からは1年あまりです。サバイブしたぞ〜!拍手!!

ちょうど約1年前に「祝・滞在一ヶ月!暮らしてわかったこと10のこと【前編】/【後編】」を書いていたのですが、これの「祝・渡航から一年!」版をやってみます。定点観測です!


①治安は「いまのところ大丈夫」を更新

日本にいたときは「入ったら15秒で死ぬビル」とか検索しながら戦々恐々としていましたが、とりあえず1年、生き延びました。いまのところなんの怖い目にも遭わず、「大丈夫」を更新しています。

歩かず車で移動する、夜は出かけない荷物に注意する、など安全対策にはそれなりにずっと気をつけています。

でも、「歩かず車で移動する」以外は、日本以外の国で過ごすときはいつも気をつけなければならないことなので、南アだから特別に気をつけているわけではない、かな?と思いました。

渡航前は、「車でしか移動できない」のはすごく不便なのかと思っていましたが、意外とそうでもないです。

アメリカの地方都市か、愛知県西三河地方(私の出身地です!)の「車移動が前提の街」を想像してもらうとわかりやすいと思うんですが、ヨハネスブルクも車移動を前提に街ができているような気がします。

というのは、「きょうから安全だから歩いていいよ!」と言われたとしても、歩いて行ける範囲内にコンビニとかスーパーがあるわけではないので(!)結局のところ、車移動になると思います。

②居住地区で停電なくなりストレス大幅減

これはエリアによるんだそうですが、私が暮らしている地区では、近ごろ停電がなくなりました!バンザイ!!

こちらが南アの国営電力会社Eskomからの情報が見られるアプリなんですが、3月26日から175日間、停電は起きてないということなんです。

南ア在住者お馴染みの「停電アプリ」

去年のこの時期、鼻息荒めに「停電だけは許せない」とか言っていたのですが、これが解決したことでQOLは爆上げです。

こちらの⑤が「停電だけは許せない」発言↓

③フルーツもお肉も!食事が美味しい!!

フルーツの美味しさときたら本当にすごいです。
スーパーに並ぶただのオレンジでも、果汁たっぷり。これまで日本で食べてきたオレンジと本当に同じな果物なの……?です。

伝われ!このシズル感

南ア産のいちごも美味しかったし、アボカドもえぐみがなくて美味しい。調べてみたら、アボカドは日本で流通しているのと品種が違うみたいでした。

あと、お肉も日本よりリーズナブルで美味しいです。
ダチョウとかインパラとか、えっその動物食用だったんだ的なアニマルも普通に陳列されています。

この夏、イギリスに滞在していたこともあり、帰ってきたら南アの食事があまりにも美味しくて改めて感動しました。

④最も忍耐力が試されるのは空港

日常生活は大丈夫として、じゃあ私がどこで一番ピリピリするか、というと個人的には「空港」です。特に、南アに入国するとき。

・入国審査のオペレーションが崩壊

スムーズに通れる日もありますが、入国審査に時間がかかるときもあります。最大で2時間待ちました。1時間待ちもザラです。ビッグサンダーマウンテンに並ぶくらいの強い気持ちで待たないといけません。
日本みたいに電子ゲートがありません。窓口に担当者が座り、一人ひとりのパスポートにスタンプを押していくレトロなスタイルです。

これが、長〜い行列ができているのに捌く職員が2人だけ!とか、自分の順番まであと数人のところで、なぜか突然窓口が閉まり、別の窓口に並び直すことになる!とか、いろんなパターンで時間がかかります。

・日本人「税関ですぐ捕まる」問題

税関で捕まる(荷物を調べられる)、これは南ア在住の日本人の間でも本当によく聞きます。私も、過去2回、税関職員に声をかけられて手荷物もスーツケースも全部開けられました。

その税関職員によると、南アではR3000(約2万4000円)以上のものを海外で購入して無申告で持ち込むと罰金がかかるということです。ということで、私の荷物の中からR3000以上しそうなものを次々と勝手に取り出しては「これはいつ買ったんだ」、「どこで買ったんだ」、「いくらしたんだ」と聞いてきます。

職務を遂行するのは大いに結構なんですが、「これは最近買ってR3000以上するものに違いない!」と、私が密輸した前提のテンションで何年も前に買ったものにイチャモンをつけてくるので閉口です。犯人視、ダメ、絶対。

一つ一つのiPadやMac、服などについて、「これは3年前に買ったMacだよ」、「この服は新しくないよ」と説明しなければなりません。

ちょっといい服を持っていたら(増税前に長島のアウトレットで買った何年も前のワンピース!)、「これは新しく買ってきたんだろ、そうじゃないなら証明しろ!」と言われて驚きました。

証明ってなに……。困った挙句、そのワンピースを着て撮った昔のインスタの投稿を税関職員に見せるというなんともシュールな方法で乗り切りました。これです!

これ、説明がつかないと普通に課税されてお金を払わされます

この時、自分ひとりでの入国で夫がいなかったので、人生で一番英語力が鍛えられました。笑

ちなみに、もっとひどいケースだと税関職員に「見逃してやるから金を出せ」と賄賂を要求されるパターンもあるそうです。やれやれ……。

・ロストした荷物が南アの空港で滞留

この一年で、ロストバゲージもしっかり経験しました。

ロズバゲ自体は、南アのせいではありません。オランダ・スキポール空港のオペレーションが混乱してフライトが遅延、迂回してカイロの空港を経由することになったので、カイロで荷物が迷子になっていました。

問題は、その荷物が南アに届いてからです。

ロストした荷物を扱うオフィスの連絡系統が整っていませんでした。

そもそも、ロストしたその日に窓口で自宅の住所を書いて、ここに送ってねとお願いしてあったのですが、

翌日に「配送先の住所を教えてください」とメールが来た。いや、きのう書いてきたんですけど……。しょうがなく、こちらに送ってくださいと2回目の返事。

するとその2日後にも「これはリマインドなんですが、配送先の住所を教えてください」とメールが来ました。リマインドですって!?おいおい!と前回すでに返事したメールを転送しつつ、3回目の自宅住所開示とこちらに送ってくださいのお願い。

そして、その後連絡が途絶えました。爆笑

一週間後、こちらから空港の窓口に出頭して「どうなってますか」と聞きにいくと、「裏のヤードに多分あるから探して持っていって〜」と超軽く言われました。安定のゼロ謝罪

ヤードに入っていって自分のスーツケースを見つけると、「持っていっていいよ〜」と特に本人確認もされず、ロスバゲした証明書類の番号も確認されず、そのまま引き渡されました……。私が他人の荷物を持っていく悪人だったらどうすんねん……。まあ見つかったからいいんだけど……。

しし座の運勢が12位の日だったのか……運の悪さが続いただけかもしれませんが、これだけいろんなことが空港で起こるとテン下げ(死語)です!

⑤乾燥には南ア人も困ってる!

あとは、地味な問題ではありますが、ここは乾燥が厳しい!
晴れた日の昼間では、湿度13%とか18%の日もあります。

1年でヨハネスを出たり入ったりするうちに気がついたのですが、私は湿度の高い他の国(イギリスとか日本とか)からヨハネスに戻ってくると、乾燥しすぎて鼻血が出ます。笑

でも、この話を南ア人の友達にしてみたら、「私も出るよ!」とのこと。え、まじで?南ア生まれの人でもそうなの!!謎の親近感。

じゃあ、南アのアラサー女子たちは、この「鼻血レベルの乾燥」にどう対処しているのか?なんですが、とりあえず鼻の粘膜に関してはワセリンを塗る!と言ってました。

あとは、ベッドルームなどでHumidifier(加湿器)を使っているんだそうです。日本から持ってこなかったなあ、加湿器。

調べてみたらミッフィーとか、小鳥がついてるのとか、かわいい加湿器が南アにもたくさんありました。欲しいぞ!!

それから、お風呂にバスオイルを入れてみるとか、いろんな方法を試して乾燥対策をしています。

おすすめの乾燥対策があったらぜひ教えてくださ〜い!

【後編】に続きます。

ちなみに、ヘッダーの写真は、ケープタウンです。
う〜ん、南アの絶景ですね!

Miki's Johannes-blog #24
2024.9.17

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Miki Kamiya
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