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鶴心さんの「秘伝のからあげ」がセレッソのスタジアムグルメで人気の理由

セレッソ大阪サポーターのうっちぃです。
セレッソサポーター御用達の鶴心さんのから揚げについてお話します。

セレッソ大阪のスタジアムでは色んな飲食店が並んでいますが、その中でも毎試合ものすごい行列なのが「鶴心」さんのから揚げです。 

はじめてスタジアムに友達を連れて行ったら「なんであのお店あんなに並んでるん?」って必ず言われるレベルで毎試合行列です。

もちろん美味しいからというのはあるんですけど、スタジアムに来たらつい並んでしまうその理由についてお話します。

人気の理由1→揚げたてのから揚げ

人気の理由の1つ目は「揚げたてのから揚げ」を食べられる点にあります。

当たり前の話ですけど料理は作りたてが美味しいです。
揚げ物なんて特にそうです。

一昔前だとホットショーケースに作り置きの商品を並べるお店が多かったのですが、サポーターとしてはせっかく食べるなら美味しいものが食べたいという気持ちが大きいです。
ぶっちゃけ、作り置きでいいならコンビニで買ってきたほうが安いし並ばなくていいから便利ですしね。

鶴心さんはこの「揚げたて」に強くこだわっていて、注文を受けてからソースを掛けるようにするなど必ず作りたてをお客さんに渡すことを意識しています。

作りたてを食べられる、目の前でソースを掛けて自分が頼んだものを手渡される。
それこそが鶴心さんに並ぶ「体験」なんですね。

人気の理由2→10種類のソース

鶴心さんのからあげはソースを10種類から選べるようになっています。

ソースの種類もうま塩、サルサなどのビールに合う系から、子どもさんでも好きなBBQソースやアボカドソース、タルタルなどなど毎試合選ぶ楽しみというものを提供しています。

列は確かに長いと思うかもしれないんですけど「今日ソースなにする?」を考えているうちにレジの前に到着しちゃうんですよね。

列を待つ=ソースを選んでいる時間に変換されるんです。

で、食べ終わった後は「次の試合は何ソース食べよー?」になるわけです。

人気の理由3→毎試合変わる限定ソース

ソースは10種類だけじゃなく、その試合限定のソースが販売されます。

例えば鹿島アントラーズや浦和レッズなどの赤系チームと戦うときは、例えばトマトを使った赤系ソースを。
清水エスパルスやアルビレックス新潟と戦うときは、カレーだったりマスタードを使ったオレンジ系のソースを。

その限定ソースはその試合でしか食べられないので、食べたければその日に並ぶしかないんですね。

ソース情報はTwitterなどのSNSで試合の何日か前から紹介されて「このソースはここにこだわってます」みたいな話もしてくれます。
味付けにこれだけ手間が掛かってるみたいな感じで料理している動画をアップしたりとかもします。

その工程を見ると食欲ってめちゃくちゃそそるんですよね。

そのソースを食べにスタジアムに足を運ぶ人も確実にいますよ。
ほんとに。

SNSに大量にアップされる鶴心のからあげ写真

そんな鶴心さんのからあげですが、試合当日はTwitterやInstagramにサポーターが沢山写真をアップします。

特にTwitterはリアルタイム性が売りのSNSで、サポーターはTwitterを見ながら当日のイベントだったり試合に関する情報を得ようとしています。
なのでタイムラインにからあげの写真が上がってくるとつい食べたくなってしまうんですよね。

鶴心さんは試合後に「いいね」だったり返信だったりをマメにしていて、それが投稿を促すきっかけになっています。
でも投稿を促すためにやってるというか、鶴心さんと喋ってみると分かるんですけどから揚げを食べてくれたお礼にやってるだけなんですよね。

サポーターは応援したがりの集まりです。
だからこういうお店を応援したくなるから、どんどんSNS投稿が増えていくんですよね。

サッカーの応援とからあげの関係

学生時代に合唱をやっていたサポーターに聞いた話なんですけど、合唱をするときって喉の滑りをよくするために揚げ物を食べると声がでやすいんだそうです。

サッカーの応援と言えば声を出す。
つまりからあげってサッカーの応援とめちゃくちゃ相性がいいんですよ。

試合中に声が出づらいなと思ったらから揚げを食べればいいってことですねw

人気が高い一番の理由は親方の料理に対するこだわり

とまあここまで色んな話をしてきましたが、人気が高い一番の理由は鶴心さんの親方の料理に対するこだわりの要素が大きいです。

「秘伝のからあげ」という事で味付けのことは内緒かなと思ったんですが、聞いてみると色々教えてくれて例えばから揚げに使っている粉から油まで様々なこだわりがあります。
先ほども書いた「揚げたて」というのもこだわりで、回転率を考えたら作り置きしたりソースも掛けおきしたほうがお客さんはどんどん回るけどそこは味重視で絶対にやらないんですよね。

鶴心さんはお店はラーメン屋さんなんですけど、ラーメン一杯にしても調味料から調理法までいろんなこだわりを持っていて、そもそも料理を作ること自体が好きなんだろうなあって感じます。

話を聞いてたら「青系のチームはソースに悩む」とか言いつつ青ネギを使ったソースにしたり、夏場は親方自身が熱中症になったツイートをしたと思ったら梅を使った「熱中症対策ソース」を作るなど大阪人らしいユーモアもあふれてます。

鶴心さんのからあげはもちろん美味しいんですけど、親方のキャラクターあっての人気だなと思いますし、もしいきなりからあげ以外のお店をやったとしても絶対に成功するよなあとか思うんですよね。

スタジアムではお客さんが多すぎて親方と喋る時間を作るのは難しいので、もしお話したい方はぜひお店のほうに足を運んでみてください。

ちなみにお店ではサポーター限定の「ソース全種類盛りからあげ」が隠しメニューで注文できるのでぜひどうぞー。

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