小1の壁対策で変わったのは。【30分note#3】
子どもが小学校に上がるタイミングで、働き方に悩むママは多い。
保育園時代とは違った、以下のような問題が出てくるからだ。
登校時間も出勤時間の兼ね合い
イベントは平日
長期休みの対応
宿題の対応
学童のお迎えに間に合わない
そもそも学童に入れるか問題
勤務時間をずらしたりパートにしたり。対応の選択肢は、ある。
ただ、それは会社の規定や収入、家庭の事情によるので何が適当かは一概に言えない。
実際にわたしは、会社にいながらの対応が難しかったので「個人で働く」選択をとった。
その選択は子どものためか
環境の変化による働き方の変更は、子どものためだと思っていた。
だって、お迎えに間に合わないし帰宅後の宿題やお話に付き合う時間がなかったから。
事実、フリーランスになって小1の壁に対応できたし、2年生になり難しくなってきた学習(宿題)にも付き合えている。
ただ、ふと我に返って思うことがある。
小1の壁で働き方を変えて、1番影響を受けているのは"わたし"かもしれない。
時間に追われ、常にイライラカリカリしていたわたしは、今はもういない。子どもがなかなか支度をしなくても付き合えるし、お茶やご飯をこぼしても「もー!!」と言いながらも一緒に拭いている。
体調不良の時の、あの変なモヤモヤもなくなった。
以前のわたしは、常に怒っていた。だから、子どもたちも何が悪くて何がいけなかったのか、判断できずにいたのではないかと、今になって思う。
時間の余裕は育児を変える。
小1の壁の対策で変わったのは、わたしの時間の使い方。そして育児だ。
娘が甘えてくるようになった
わたしが変わったら、家族も変わった。
特にその変化が顕著に表れたのは、小1の壁の主役、娘だ。
2歳差の弟を持つ彼女は、2歳…いや、わたしが妊婦だった1歳半ごろから"姉"だった。
つわりがひどくてサポートできなかったり、事情があり出産前1ヶ月に管理入院していたりと、ずいぶん我慢や寂しい思いをさせていたと思う。
彼女は1歳半から、1人踏ん張りながら頑張っていたはず。わたしはそれに気づかないまま、彼女は小学生になった。
仕事を辞めて半年ほど経った頃だろうか。娘はわたしの変化を感じていた。
抱きついてくる
要求を口にする
想いを話す
今までにない素直な姿を見せ出したのだ。
最初は驚いたのだが、わたしも気づいた。これが本来の姿なんだ。
ぎゅっと結んでいた心の紐を、少しずつ緩めて外し、そっと中身を見せてくれた。そんな感じがしている。
後悔はしていない
実際にわたしは"安定"を捨てた。
話せば誰もが「もったいない」というような選択をしたのだけれど、わたしが変わり、家族が変わったのは、安定よりも価値がある気がしている。
「フリーランス最高!」
とは言い切れないが、小1の壁対策で得るものがあったのは間違いない。
何を優先して、何を諦めるか。
きっと全部は得られないから、最も幸せを感じるものを優先して選択することになると思う。
もちろん全て手に入れたいけどね。
そのために毎日頑張ってるし、これからも模索したいと思っている。
家族や仲間のための選択は、時に自分を変える。
そんな気づきをまとめて、ここで締めよう。
今日もお疲れさまでした🌙✳︎
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