AIができること?人間ができること?#中間報告書
スマートグラスと文字を使ったコミュニケーションの可能性を探究したいと始めた新たな実験。書家・濵一蝶さんと、デジタル(ここではAR)のさまざまな可能性を感じつつ、あらためて書の表現について考える機会に。好奇心の渦の中で生まれる実験のレポートです。
ChatGPTを駆使して書いたhtmlで、AR空間に書を出現させ、Lenovo Glasses T1を使って、みんなで鑑賞してみたというのが前半の実験でした。書にARやスマートグラスを掛け合わせることで、「おもしろい」「楽しい」といった印象を与えるという仮説を得ました。実験後半は、書×AR×スマートグラスが呼び起こすかもしれない感情について、深度を上げて見てみようと思います。
前半の実験からの学びはこちら。
AIを使ってクリエイティブアイデアを実現する
「ChatGPTを使ってHTMLを書く」とは、文字通り、チャットに質問を書き込んで、AIに回答(私の場合、HTMLのコード)を導いてもらうということ。人間側に知識がなくとも、簡単なギミックであれば、ChatGPTとGlitch(WEB ARのためのコードを管理できるオンラインエディタ)の往復であっという間にARが完成する。しかし、自分が思い描くアイデアを実現したいとなると、ChatGPTの使い方に工夫が必要で、人間の力、特にクリエイティビティの力は重要だと感じた。
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