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UEFNのマップ制作で使っている生成AI

エアレイ

生成AIの活用はゲーム開発のあり方を大きく変えつつあります。
従来、人の手で一つひとつ作り込んでいた要素「マップデザイン」、「キャラクターモデリング」、「BGMの作成」などが、AIのサポートによって劇的にスピードアップし、コストも下がるようになりました。
予算や時間がかけられない小規模スタジオや個人のゲーム制作においては、ますます活用されるようになると思われます。

私自身、UEFNでのゲーム制作に生成AIを使っています。
今回は以下のマップで活用した生成AIについて紹介します。

Idol Music Live Tycoon　
コード：2855-5285-2499



音楽作成　Suno

ゲーム内のBGM、ライブ時の音楽（ボーカル入り）には、「Suno」の有料プランを活用しています。
ボーカルの有無は設定が可能で、あとは、音楽のジャンルやテンポを入れると楽曲が数分で生成されます。ダウンロード形式はMP3、WAVを選ぶことができます。WAVでダウンロードすれば、そのままUEFNに入れ込むことも可能です。

Sunoとは・・・・
Sunoは、AIを活用してユーザーが簡単に音楽を作成できる音楽生成ソフトです。ブラウザ上で利用可能で、無料プランと有料プランが提供されています。無料プランでは、1日50クレジットが付与され、非商用利用に限られます。商用利用を希望する場合、Proプラン（月額8ドル～）やPremierプラン（月額30ドル～）への加入が必要です。これらの有料プランでは、SpotifyやApple Musicへの配信、収益化されたYouTubeチャンネルへのアップロードなどが可能となります。
※最新情報については公式HPを参照ください。

キャラクターのモデル生成　Tripo

ゲーム内に登場する下記のキャラクターは「TripoAI」という３Dモデル生成AIサービスを活用しています。
プロンプトは「Cute Cat monster」です。
色や、形は特に指定しなかったのですが、面白いものが出てきたので満足しています。

Tripoとは・・・・
Tripoは、AIを活用してテキストや画像から3Dモデルを自動生成するソフトウェアです。最新バージョンのTripo 2.5では、ジオメトリの精度や物理ベースレンダリング（PBR）機能が向上し、より高品質な3Dモデルの作成が可能となっています。商用ライセンスに関して、Tripoは無料プランと有料プランを提供しています。無料プランでも商用利用が可能とされていますが、有料プランでは高度な機能や優先サポートが追加され、商用利用においてより効果的に活用できます。
※最新情報については公式HPを参照ください。


ChatGPT

言わずと知れたChatGPTですが、私のゲーム制作における使い方としては、
①ゲーム構想の相談相手
②Verseコードの修正
③テクスチャの生成
④タイトルのアイデアだし
など多岐に渡っています。

ゲーム構想においては、ストーリー構成、登場人物、タイクーンのアイテムなど様々なことを相談しています。
もちろん、100％完璧な答えが返ってくるわけではないですが、煮詰まった時の突破口につながるアイデアをくれたりと、重宝しています。


VRoid

カテゴリーとしては、生成AIではないですが便利ツールということで挙げさせていただきます。こちらのメインキャラクターはVRoidで作成しました。

VRoidとは・・・・
Pixiv株式会社が開発した3Dアバター制作ソフトウェアおよび関連プラットフォームの総称。主に「VRoid Studio」が知られており、初心者でも手軽にアニメ調の3Dキャラクターを作成できるのが特徴。髪型や服装、顔のパーツなどを自由にカスタマイズでき、テクスチャも直接編集可能。作成したキャラクターはVRM形式でエクスポートでき、VRChatやCluster、Unityなどの各種VR・メタバースプラットフォームで利用可能です。

まとめ

資金が潤沢にあれば、音楽作成のプロ、モデリングのプロにお願いしたいところですが、私も含め多くの個人クリエーターにとっては難しいのが正直なところです。
その場合、UEFNにあらかじめ搭載されている、モデルや音楽を使ったり、販売されているものを使うことが一般的でしたが、生成AIの登場によりオリジナルなものを作れるようになりました。

生成AIで頭にイメージしているものを100％再現することは難しいものの、何となくのプロンプトでも70％くらいの満足度のものは出てくるという感覚です。
プロンプトを適切に使うことや生成AI技術の発展によりこの満足度はさらに上がっていくと思われます。

今回挙げた中でも、個人的には３Ｄ生成ＡＩに興味があり、いろいろ試しています。様々なものがあるので、機会があれば紹介したいと思います

皆さんもぜひ使ってみては・・・・

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