いなフリ受講を迷いすぎたので金谷に下見に行ってきた話
おはこんにちこんばんはー!
みきまるです!
今回はタイトル通り、いなフリ受講を迷いに迷った結果、
金谷に下見に行ってきたよ!というお話を書きます。
「いなフリ」とは「田舎フリーランス養成講座」のことです。
金谷はフリーランスの聖地として知られる名所(?)です。
東京から電車で行ける田舎、それが金谷。
「いなフリ 金谷」とかでググればすぐ出てきますのでこのあたりの説明は
今回割愛させていただきます。
ざっくり言うと「自分のキャリアの選択肢を増やそうぜ!」みたいな感じの講座…だと解釈してます。
今回も拙い文章です。読みにくいかもですが、感じたことをありのままに書き残しておきます。一個人の感想文として読んでみてください。
目次
⒈なぜこの記事を書こうと思ったのか
⒉いなフリを知ったきっかけ
⒊悩みまくった1ヶ月間考えていたこと
⒋下見に行く前と行った後の心境の変化
⒌まとめ
⒈なぜこの記事を書こうと思ったのか(前置き)
2020.03.20(土)PM23時過ぎ
1泊3000円のシェアアパートにて。
興奮冷めやらぬうちにnoteに書き残そう!と思い立ち、
とりあえずメモを書いた。
そしたら夜が明けて6000字を超えてしまったので、一旦寝た。笑
この記事は、そのメモを凝縮して書きます。
…のつもりが9000字を超えてしまいました。笑
だらだらと素直な気持ちを書き並べただけなので読みにくいと思います。
将来ライティングスキルが上がったら書き直しますね。
自分語りがけっこう入っているので、「結局いなフリって何なんや?」「金谷はどんな場所やったんや?」という情報だけが知りたい方は、
⒋下見にいく前と行った後の心境の変化 か ⒌まとめ をいきなり読むことをおすすめします。笑
⒈なぜこの記事を書こうと思ったのか(本題)
書き残したい!と思った理由、つまりこの記事を書こうと思った理由は
「恩送りがしたい」
です。
もう少し掘り下げます。
「恩送り」という概念
「恩送り」はSNSなどで著名な方々が使われていて知った言葉です。
私は「もらった恩を次の世代に送ることで世の中が今より良くなり、それが結果的に恩返しにつながる」ことだと、自分なりに解釈しています。
私は今まで「もらってばかり」の人生を送ってきました。
前回の記事でも書いたように私はラッキーガールなので、たくさんの人たちに助けてもらい、支えてもらい、いろいろなものをもらって生きてきました。本当に感謝しかありません。
それなのに、私はまだまだ恩返しができていないな、と思います。
理想の教員になるためにサポートや応援をしてくれた人たち。
うつで苦しい時に支えてくれた人たち。
進路に悩んだとき背中を押してくれた人たち。
私には「ありがとう」ということしかできません。
これまでは、立派な教員になって未来の教育をより良くしていくことが最大の恩返しだと思って頑張ってきました。
でもそれはもう実現できそうにないのです。
そんな「恩返しがしたいけれどできない自分」にモヤモヤしていました。
そして今回いなフリの下見で金谷を訪れたのですが、
そこでもまたたくさんの気づきや学びがあり「ありがとう」と思いました。自分の人生に良い影響を与えてもらったからです。感謝なのです。
今までなら、きっと、もらいっぱなしでした。ですが今回は違います。
私は閃いたのです。「この経験談を書いて公開すれば、今の自分と同じように悩んでいる、どこかの誰かの役に立てるかもしれない」と。
いなフリに関して、フリーランスに関して、ここに来るまでそれはもうめちゃくちゃググりました。だって周りに相談できる人がいないから。
「この時世やで、SNSでガンガン繋がればいいやん!」という声が聞こえてきそうですが、
私は超人見知りで内向型でHSPでネットリテラシーも低くて、自ら発信できるようなことも特にない。
リア垢はあるけど昔、流行に乗って作ってみただけ。そんな人なのです。
私にとってオンラインだけで人とつながるのは、仮免許で高速道路を走らされるようなものなのです。「そんなんじゃフリーランスなんて無理だよ」と思いますか?でも仕方ないのです。やりたいんだから!
おまけに私は心配性で、見通しの立たないこと、全貌が見えていないこと、に関して、すごく詳細を知りたがります。見通しが立たないと不安で先に進めないのです。(でも貯金はできない、アホだからです。自覚はあります。)そのわりに結構チャレンジャーです。好奇心旺盛なアホです。
そんな私にとって唯一の情報源はネット上の記事でした。
すごく助かったな〜ってことが数えきれないくらいあります。
そんなこんなで結局のところ金谷に行ったわけですが、そこで出会った人たちに感化されました。
「今までの経験を振り返ってみたら、そこから何か人のためにできることが見つかるかも」といったお話を聞いて、これだー!と思ったのです。
今までネットの記事は見る専門だったけど、自分も発信する側になって、誰かの役に立ちたい。それなら自分にもできるかも!という思いが芽生えてきました。「恩送り」がしたい、というわけです。
というわけで、その夜早速、noteで体験談を書こう!と決めたのでした。
⒉いなフリを知ったきっかけ
遡ること1年半前です。私は新卒で1年勤めた小学校教員を退職しました。
当時は仕事で疲弊し過ぎて「生きているのもつらい」と思うようにまでなっていました。今思えばうつでした。
しかし、「死ぬくらいなら仕事を辞めたほうがいい」「死ぬくらいならやりたかったことやっときたい」との思いから、世界一周しよう!と決意するも、お金が足りず断念。
そこで働くことにしたのですが、当時から教員の働き方に疑問を抱いていた私は「せっかくだから教員と同じくらい稼げる仕事をしてみて、教員の働き方とどう違うか比べる実験をしてみよう!そしたら教員が本当にブラックかどうか、教員に戻るべきかどうか、ヒントが得られるかも。」と思いつき、リゾバで7ヶ月間、時給1300円の仕事をして月30万円稼いだ結果「このまま時間を切り売りして生きていったら滅びるのも時間の問題だな…」と痛感。教員時代とは真逆で、心は元気だけど身体がボロボロ。これはこれで消耗戦でした。
「やっぱり死にたくない」「どうせ生きるなら自由に楽しく生きたい」「でもこのままじゃそんな豊かな人生は送れない」「心も身体も元気じゃなきゃ、自由な生活なんてできない」…。
そこで生き方や働き方について調べているときに「いなフリ」と、フリーランスの聖地「金谷」の存在を知りました。このとき私は衝撃を受けました。「フリーランス」という生き方があるなんて!と。「これなら心も身体も労わりながら自由に生きていけるかも」第3の働き方に可能性を感じました。
しかしタイミングが合わず、その時はスルーしていました。ちょうどリゾバの契約が終わる頃で、ご縁があって間髪入れずに再び教員の世界で働くことになっていたからです。
そして現在に至ります。2度目の退職。2度目の無職です。「今度こそフリーランスで生きてやる」そう決心し、「いなフリ」の存在を思い出しました。
⒊悩みまくった1ヶ月間考えていたこと
さて、「いなフリ」に参加したい!金谷に行きたい!と思ったものの、前述した通り心配性な私です。そしてアホなので貯金もそんなにない。しかもタイミング悪く、金谷開催のいなフリは早くて5月。2ヶ月も先でした。
2ヶ月先まで貯金を切り崩しながら生き延びて、さらにいなフリの参加費約20万円を支払い、さらにいなフリ受講中もその後数ヶ月も、きっとすぐには稼げないだろうから、最悪収入ゼロでも生きていける状態じゃないといけない。
一旦奨学金の支払いは止めるとして、今借りている賃貸はどうしよう
(家賃高い、でも引き払ったらもうしばらくはほぼ無職貯金なしの私に家は借りられない、実家は不仲なので頼れない、家を解約して金谷にいきなり移住する勇気はない)、住民税高いな(支払い額が前年度の収入に比例するシステムは退職後の人に優しくないよね)、保険年金も払わないとダメなんだよね、、、などと、いちばんネックだったのがお金の悩みでした。
ここで私の友人ならみんな堅実なので「お金がないなら行かなきゃいいし、とりあえずバイトしなよ」「バイトしながら就活すればいいやん」「塾とか家庭教師とか、働けるところはあるよ」などと有り難きアドバイスをくれるでしょう。本当におっしゃる通りです。しかしアホな私はこう考えました。
「今までだって、やりたいことのためにお金を貯めようと思って
リゾバで時間を売りまくったし教員にも戻ってバリバリ働いた。
新卒3年以内にしては(短期的に見たらだけど)わりと稼いでいるほうで、貯金のハードルはそんなに高くなかったはず。それなのに今、私は世界一周もできていないしフリーランスで生計も立てられていない。
もし今このチャンスを、お金を貯めてから行こう、と先延ばしにしたら、
どうせまたお金がなくて成し遂げられず、ただ時間を浪費するだけだ。
人は同じことを何度も繰り返す生き物。
それに、コロナ渦によってやりたかったことがさらに先延ばしになった。
コロナ渦前の思い立ったそのときに、すぐにやっとけばよかったって後悔していることがたくさんある。この先だっていつ何があるか分からない。
今が今世紀最大絶好のタイミングではないか?」
だからといって「なんの保証もないけど絶好のタイミングだから行っちゃお!申し込みボタン、ポチ!」とはならないのが私という人間なのです。
アホはアホなりに生存と自己実現を天秤にかけて、
「生き延びることが最優先だけど」「やりたいことやれずに死ぬのは嫌」「というか嫌なことで死ぬのが嫌」「でも死にたくないよう」「しかしお金ないけど今すぐやりたいことに挑戦したい、もう後悔したくない」と葛藤に苛まれました。
とりあえず面談を受けてみたものの、不安は残ったまま。
もちろんお金以外にも不安点はいくつか有りました。
・「いなフリってそもそも具体的に何をするんだろう。」(これからフリーランスで生きていこうという人にとって決して安くはない金額ですよね…)
・「1ヶ月も共同生活?無理!だってどんな人たちがいるのか分からない。さぞ個性的な人たちの集まりなんだろうな。こわいよー。」
・「ゼロから人間関係を築くなんてしんどいよ。」
(前職で色々と疲弊し過ぎて自分は人間関係の構築すらできない人間なのだと思ってました。前回の記事に詳しく書いてます。)
・「田舎なのは分かるけど実際どんなところなん?」
(私は大学時代とリゾバ時代ともに、とんでもない田舎で暮らしました。
それぞれの土地のことはほぼ何も知らずいきなり住みました。
どちらも田舎過ぎて大変でした。笑 すごく素敵な場所だったけどね。
これらの経験から、よく知らない田舎にいきなり住むのは危険と学習していました。笑)
そして「自分のような人間が参加してもいいのかな?場違いだったら講師の人に申し訳ないよな。」そんな風に考え始めると、ネガティブな妄想は止まりませんでした。笑
面談をしてから申し込みを決めるまで最長で20日間ほど待ってもらえることになっていましたが、20日たっても決心できませんでした。
いろいろ先に見通しを立てたかったので、まだ参加してもないのに受講後のこと、移住後のこと、まで真剣に考えてました。それくらい貯金がギリギリだったんですよね。
毎日、お金の計算をして、クラウドワークスで仕事を探して応募して、
ライティングとかウェブ制作とかを独学で学んで、
今住んでいる地域のバイトを探して、
金谷周辺のバイトを探して、
リゾバを調べて、単発のバイトを探して、
オンライン家庭教師とかの案件を探して、
住民票が置けて借りられそうな安い物件を探して、
お金の勉強をして、フリーランス情報を調べまくって…とにかく、
「ああなったらこうする」「こうなってもああできる」という保険、
サブルートを調べに調べまくって、その度に
「やっぱり就活しようか」「もうこの家でしばらくバイト生活しようか」「おとなしく教育関係の仕事に就こうか」と何度もフリーランスチャレンジを諦めかけました。
お金もない、後ろ盾もない、稼げなかったら最悪しぬ。
リスクをとるには即決しがたい。
そもそもそんなにギリならやめといたほうがいい。
就活するにしたって、今私は25歳。
教育業界で得た経験とスキルは他業界ではびっくりするほど武器にはならない。履歴書の経歴もめちゃくちゃ。就活するならいちばん若い今がギリギリラストチャンスかも。でも、長い目で見たら別に就職することが絶対安全なわけでもないし。でも、でも…!
いや優柔不断にもほどがある!笑
でもそれが私!もうしゃあない!
しかしこれ以上1人で悩むのにも限界を感じた私。
「よし、金谷に行こう。」
さっさと行けばよかったやん!って感じですが。笑
自分でもそんなに悩むと思ってなかったのよ。笑
行くのにお金もかかるしね…。
⒋下見に行く前と行った後の心境の変化
行く前
・どんな町かなあ。
・どんなシェアハウスかなあ。
・どんな人がいるのかなあ。
・お店はどんなかな。
・バイトできそうな場所はあるかな。
(いなフリ参加申し込みもしてないのに、もう移住後のことまで真剣に考えてました。笑 自分の性格的に、やるからにはガチでやり込みたいだろうから土地柄が合わないとかよっぽどのことがない限りどうせ移住したくなるだろうな、と思っていたからです。本当はバイトなんかしなくてフリーランス1本で生きていきたいけど、そんな甘い世界ではないだろうと覚悟していました。それと、賃貸の解約するかしないかとか地元でバイトするかしないかとか色々先に見通しを立てたかったので、いなフリに参加してから考えるのでは遅いなと思っていました。それくらい貯金がカツカツでした。笑)
行った後
「あ、私、きっと金谷に住むわ。」
「とりあえずいなフリは参加しますわ。」
即決かよ!笑
もう少し詳しく説明します。
Q.どんな町かなあ。お店はどんなかな。
→田舎の大学の敷地内にJRの駅も入れといたよ!みたいな小さな町。
どのあたりが大学の敷地内みたいかというと、
・徒歩圏内にコンビニ、スーパー、飲食店、郵便局があるところ。
プラスで駅も歩いていける。徒歩圏内で生活が完結する。
・コワーキングスペース「まるも」という、同じ世界線(フリーランス)で 生きている人たちが集う場所がある。そこを中心に一つのコミュニティが形成されている。
そんなところです。
→山と海がある。山登りもできるし浜辺で日向ぼっこもできます。
→お店は9時〜19時営業のスーパーと
24時間営業のコンビニ(セブンイレブン)がありまして、
嬉しいことにどちらでもカードとPayPayが使えます!
しかもセブンイレブンは24時間営業。神です。
あとはお土産屋さんとか謎のメキシコ料理屋とか蕎麦屋、寿司屋、カフェ、など。ガストもあります。営業してるのかは分からないけど美容院の看板もありました。とりあえず生活には困らなさそうです。
Q.どんなシェアハウスかなあ。
→数カ所あります。どこも「まるも」から徒歩圏内。
田舎によくある一軒家。
だいたい、1階が共有スペース(お風呂、キッチン、トイレ)で2階が各部屋、みたいな感じ。
家の中は、普段1K6畳のマンションに住んでる私から見て「思ってたより広いな!」って感覚。冷蔵庫とか洗濯機とかはけっこう綺麗(筆者比)で、ルールとマナーを守れば自由に使えるようです。
今回はどこも満室でお部屋の中までは見ていませんが、
個室か相部屋か選べることは面談の時点で教えてもらってました。
住民の方達はみんな優しくて、アットホームな雰囲気でした。
ちなみにシェアアパートもあって、そこは本当に普通のアパート。
「まるも」から5〜10分くらい歩くのでちょっと遠め?
新築なのかな、とても綺麗でした。
今回私が泊まらせていただいたのもここです。
その節はありがとうございました。
Q.どんな人がいるのかなあ。
→皆さん本当に、あたたかい方々でした。
「誰だよ、このよそ者」とか言って睨んでくるような人は
誰ひとりいませんでした。笑(どんなイメージやってん。笑)
むしろお優しい人ばかりで、
私が散策中、道端ですれ違った今期いなフリ参加中の受講生さんたちが食べているコロッケがあまりに美味しそうでガン見していたら、わざわざこちらに駆け寄ってきて話しかけてくれました。や、優しい…!
いや、ガン見してごめんなさい。笑
でも嬉しかったです、ありがとうございました!
今回は小銭がなくて諦めたんですが、
次行ったら今度こそあそこのコロッケ食べるぞ…。笑
ちなみに
今回メールでやり取りしていた運営側の方に色々と金谷の案内をしていただいたのですが、
案内のみならず、不安なこととか参加に迷っている理由とかを親身に聞いていただき、いなフリの具体的な内容やコンセプトも教えていただきました。
いなフリの具体的な内容とコンセプト(筆者訳)
「ただスキルを学ぶ講座を受けておしまい、ではないのです。
受講生一人一人にメンターがついて、
目標設定をします。そして、それぞれのゴールから逆算して、いつまでにどんなことをやるかを決めるところからサポートするのがメンターです。
これからの生き方や働き方を考え、自分はどうやって生きていきたいのか?を深堀りして、それを実現するための具体的な手段を一緒に考えます。」
ということです。
自分が求めていた内容とかけ離れていなくて安心しました。
しまいには超個人的な、歯列矯正しようか迷ってます、という悩みまで聞いていただきました。笑 歯医者とドラッグストアは残念ながら徒歩圏内にはないみたいですが、駅が徒歩圏内なのでなんとかなる!ということです。笑 運営側の方もめちゃくちゃいい人でした。ありがとうございました!
そしてなんとラッキーなことに、その夜、不定期開催のバーを開催するとのことで、ちゃっかり参加させてもらいました。笑 楽しかった!
実は案内人の方がバーテンダーさんだったのです。
他にも不定期で、バリスタの人がカフェをやったり、料理人の人がお菓子作ったり、いろいろな催しがあるようです。個性豊かで多様な人々!素敵!
ちなみに、今回お話を聞いた中でいちばん心に刺さったのは
「バイトなんかに頼らなくてもいいようになったらいいし、そこを目指している。そうなれるよに伴走するのが僕たちの役割。」という言葉でした。
私の周りにはほぼ公務員しかいなくて、フリーランスとはまさに対極の世界線で生きている人たちです(私も含めて)。
そこでいくらフリーランスに憧れたところで、空想上の生き物なのです。
身近にロールモデルがいないから不安になるんですよね。
組織に属して雇われ、時間の対価として給与をもらって生活する以外の生き方に実感がもてないのです。
「本当に生きていけるのか?」と思うのです。当たり前です。
誰だって、実物に触れるまではその存在を「本当に存在する」とは
確信できないのです。
公務員にとってのフリーランスは、一般人にとっての芸能人みたいなものです。会ったことがないし会うこともないし自分がそちら側の世界に生きることもない「画面の向こう側の人」でしかないのです。
なんのスキルも経験もコネもない一般人が「綾野剛とドラマで共演したい!そんなことできるわけないけど。」「ガッキーと恋ダンス踊りたい!まあ無理なんだけどね。」と思うのと同じようなものです。笑
心理的なイメージとしてはそんな感じです。
しかし、金谷ではフリーランスで生きているのが当たり前です。衝撃です。
もちろん楽してすぐに稼げるわけではありません。当たり前です。
私は教員になるために4年間も費やしました。
教育大学に行くための高校時代を合わせたら7年間です。
極端な話、小学校〜大学までぜんぶ含めたら16年間です。
しかも教員になってからもすぐに満足のいく仕事はできません。
給与に関しても、時給換算したら1000円切るとかザラです(残業代出ないけどなぜか永遠に残業があるのです)。
何事も目標を達成するには、
それなりに勉強や下積みの時間が必要なのです。
とはいえ、フリーランスの世界で実際に生きている人たちの実際の仕事風景を見て、フリーランスという生き方の選択肢を世の中に広めていこうとしている人のお話を聞いて、フリーランスで生計を立てるために今まさにがんばっている人のお話を聞いて、
私にとって「フリーランスで生きる」ということが、
「いたって普通に成り立つこと」であり
「特別ではなく再現性のあるもの」であり、
「ただ人生の選択肢のひとつにすぎない」ことである、と分かりました。
ようやく「実在するもの」として実感をもてたのです。
「本気で目指していいんだ」「うまくいくかどうかはおいといて、挑戦するのはできそう」と思えました。
だから私はフリーランスを目指すことに決めたし、「いなフリ」に参加すると決意しました。
⒌まとめ
2度の退職を経て「フリーランスに、私はなる!」と決意したみきまるは、フリーランスの聖地 金谷 にたどり着き、多様な価値観で生きるフリーランスたちに出会いました。
そして「いなフリ」参加を決意しました。
今回の記事を書いた理由は、
「この経験が誰かの役に立ちますように…。」
「そしてこれを読んだ人がより良い選択ができますように…。」
という思いからです。
金谷は徒歩圏内で生活が完結する田舎、コンパクトシティです。
山も海もあります。のどかです。
コワーキングスペース「まるも」には、
個性豊かで面白そうな人たちがたくさん居ます。
皆さんとても優しいです。ビビらなくて大丈夫!笑
私の価値観「好きなときに好きなだけ働いて自由に生きる」「自分の個性を大事にする」「やりたいことをやって、やりたくないことはなるべくやらない」「いろんな価値観の人が居て面白い!出会いってワクワクする!」
そんな価値観にはぴったりだと感じました。
逆に、価値観がかけ離れ過ぎているとキツいかもしれないです。
(教員時代の私が教員の世界に馴染めなかったように…。)
とにかく後悔しない選択をしよう!
どうせ生きるなら楽しく!ね!
以上、いなフリ受講を迷いすぎて金谷に下見に行った話でした!
おまけ
帰りは暴風でしたが、
雨にも負けず風にも負けず「地あじ」を食べて帰りました。
「地あじ」めっちゃ推されてた。
美味しかったよ!
おしまい。