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26歳でMBA留学(5) IELTSを効率良くクリアするコツ

皆さんこんにちは。Mikiです。
「26歳でイギリスMBA留学をするまで」シリーズ、前回の記事では「IELTS概要と体験談」を紹介しました。

今回はIELTSの続編として、「IELTSを効率良くクリアするコツ」を紹介したいと思います。

IELTSを効率良くクリアするコツ

私はIELTS自体は大学院受験時の1度しか受けたことがありませんが、高校・大学も留学した背景があり、IELTSと類似したTOEFLを5回以上受けてきました。10年以上英語と向き合い、とても大変な道のりでしたが、学生時代に受けていた頃と比べて社会人になって受験をしたことで、新しく気づいたことがありました。

それは、IELTSなどの語学力を試す試験でも、単純に英語の能力が必要なわけではなく、様々な要素が必要ということです。例えばリーディングでは読解力、ライティングでは文章構成力など、日本語のシチュエーションでも培うことができる要素があります。

さらに、「自己管理能力」や「マルチタスク能力」など、試験日へ向けて着実に勉強をしていくためのスキルも必要となります。

学生時代は未熟だった部分、社会人になって身につけられたものを活かしたことで、IELTSの受験もよりスムーズに、効率的にクリアすることができたと感じています。

そうした私自身の学びを元に、今日はIELTS受験を通じて効率よくクリアする3つのヒントを紹介します。

1. 問題構成の理解

まずはいきなり勉強に取り掛かるのではなく、まずは「自分が何に向かっていくのか」を把握するために、IELTSの問題構成を理解することが重要です。

IELTSの試験では、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つ全ての項目において、どのように問題が出題されるか、どのような答えを期待されているのかなど、問題構成においてある程度の「型」が決まっています。

試験では自分の英語力全般を試されているのではなく、限定された問題構成の中で正答率を高めることが求められています。
問題の中身を把握することで、ある程度の対策が可能になることも理解できるはずです。

2. 目標設定

IELTSを最短でクリアするために、明確な目標を設定することも重要です。
まずはオーバーオールで何点を目指すのか、それを達成するために各セクションで何点を取るのか。問題の内容・構成を把握すると、例えば「スピーキングは難しそうなので、他の項目でカバーしたいな」などと、自分の実力と照らし合わせて各項目での目標スコアを設定することが可能になります。

合わせて「いつまでに達成するのか」という時期についても設定します。他にも、「クリアするために何に取り組むべきか」「どのように取り組むべきか」「使う教材」など、目標スコアをクリアするために必要なことも洗い出し、よりベストな環境で取り組めるようにします。

3. スケジューリング

社会人留学を考えている人は、仕事をしながら並行してこのIELTSを含む進学準備を進めなければいけません。時間が限られている中で目標とする時期までに目標スコアをクリアするには、スケジューリングがとても大切になります。

基本的には最終的に達成したいゴールとその日程から逆算をして、
・1日にどれだけの内容を、どのくらいの時間取り組むべきか
・1日の自分のスケジュールの中で何時から何時まで取り組むのか

まで細かく落とし込むことができれば良いと思います。

あとはコツコツ、自分で決めたスケジュールに沿って進めていきます。
IELTSを受けると決めたら、必要なスケジュール以外はできるだけ入れないようにして、勉強を優先して取り組む気持ちが大切です。

当時の私もこのような流れで目標設定し、IELTSを受けると決めてから約2ヶ月半でオーバーオール7.5を達成することができました。ベースとなる英語力が備わっていたのは実際にありますが、それだけでは良いスコアを取得できなかったと感じています。問題把握・目標設定・スケジューリングを意識して取り組んだからこそ、最短の期間でクリアすることができました。



今回は「IELTSを最短でクリアするコツ」について紹介しました。

本シリーズ「26歳でイギリスMBA留学をするまで」では、私が新卒入社した会社で働いていた当時を振り返りながら、MBA留学に至った経緯、具体的なステップ、意識して取り組んでいたことなどをアップしています。

MBAを含め様々な進路を模索している方にとって、有意義な情報やモチベーションになるような内容を発信できたらと思っています。

興味のある方はぜひフォローして次の投稿をお待ちください!



Miki's Profile

兵庫県出身。高校2年時にニュージーランドへ初めての単身留学を経験。高校卒業後アメリカへ渡り、ノーステキサス大学で運動生理学と心理学を専攻。 帰国後、スポーツメーカー・ミズノ株式会社で3年間法人営業として働いた後、イギリスのリバプール大学院にてサッカー産業MBA(経営学修士)を取得。愛知県社会人サッカーチーム「Nagoya International FC」代表。TOEIC955点、IELTS 7.5点 (TOEFL換算105点)。

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