温泉でおばあが言ってた現実

ひとりで温泉がすき。
ちょっと頑張ったあとはすぐにひとり温泉にいき、反省とこれからのことを考える。

となりにいたおばあちゃんふたりの会話。
「野菜なんて高くて買えないわよ。
レトルトとかできたもの買った方がずっと安い。野菜はカット野菜にしてるわよ。その方が安いし便利。
高くて材料そろえて作るなんてできないわ。」

という会話。

そうだよねと理解しつつも、
悲しくなり、そして考えさせられた。

スーパーにいけば野菜は高くて少し買い物しただけでも1万近くいってしまったりする最近。
確かに野菜を買って、調味料を買って
お料理するより、
お惣菜かったりレトルト買った方が断然安いのかもしれない。

ご飯を食べることって、
大地のエネルギーたっぷりの野菜や命を頂き、
栄養をいただいてカラダを元気にする
それが食事だと思っている。

一方で、忙しくて考える暇も
つくる暇もなくなってしまって、
お腹を満たすための食事になってしまってるのかなと感じた。

今は、食べ物が豊かな日本だけど、
どんどん輸入が増えてきていている。
もしも中国やアメリカからの食べ物の輸入がストップしたら、日本の食べ物は足りなくなるらしい。

農家さんに感謝をし、
そして作り手さんを減らさないこと。
ひとりひとりが家庭菜園でも、少しでも
「食べ物を育てること」をしてみる。
育ててみると、大変さがわかり
食べ物に感謝がわく。

そして作ってくれている
農家さんに感謝の気持ちがわく。

日本の農を守り、日本の食を守りたいな。って。

一人暮らしするおばあちゃんたちも
手作りのおいしさ、
手作りするあたたかみとか
そういうの忘れないでほしいな、と
思った日だった。

ピンチこそチャンスで
出来ることやっていこう！と
思った。