『ゴミと呼ばれて』刑務所の中の落ちこぼれ 中林和男
著者は中学生で覚醒剤に手を出します。そして8回の服役。獄中生活20年。刑務所の中で読書をし、思考を高めます。
そして「今度こそ立ち直る」と鉄のごとく固い信念を持ち続けるのです。
毎日来る日も来る日も、更生するんだと誓い続け出所しました。
それからは世の中のために生きようと決心しました。新聞配達を始め、子どもたちのために公園でポップコーンを作って無料で配ることを考えつきます。自らを「大阪一の恥さらし」と言う男は罪滅ぼしのために本の印税は未来ある子どもたちのために全て寄付することにしたのです。
魂を揺さぶる慟哭の書。