信じる力~プラシーボ効果~
信じる力、または思い込む力が心と体に影響しているのを感じた頃はありますか?例えば、小さいころに転んでケガをしたとき、「痛いの痛いの飛んでけ~」とお母さんにしてもらうと、痛みが和らいだような気がしたり、偽薬(効き目がある成分が何も入っていないくすり)を医師から処方され、効果があると思いながら飲み続けると、症状が改善されたりします。
これをプラシーボ効果といいます。
反対に、ノーシーボ効果というものもあります。最近、私の周りの人で「ジェネリック薬品になってから薬の効きが悪い。やっぱりジェネリックはダメね~」と話してる方がいました。同じ有効成分なのに「本物ではない、安いから」と思い込み、薬の効果が低くなってしますのです。
人の体はとてもおもしろいですね。効果があるかを信じるか信じないかで、心と体に全く違う作用がおきるのです。という事は、日々体に取り入れてる食べ物やスパイスも同じで、誰かが良いって言ってたから食べてますだと、せっかく良い物を取り入れていても効果が半減してしますかもしれません。「これは体に良いな~、これ食べると調子が良い気がするな~」と思っていると想像以上の効果が表れるはずです。また、心と体にどんな変化が起こってるかな?と自分を観察してみるのも大事です。小さい変化を見つける事でどんどんいい方向に流れていく事もあります。
アーユルヴェーダに限らず、心体に良いなと思って取り入れていることを惰性で行わず、ぜひ自分の信じる力をもって生活に取り入れみて下さい♪