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ゆるゆる西国三十三所巡礼 第二十八番札所成相山成相寺 前編 

お盆も終わりの15日、西国三十三所 第二十八番札所 成相山 成相寺へ。
最初は順番通りに巡礼していましたが、お花とか秘仏公開とかその時に行きたいお寺さんに参ってます。
今回は地獄絵図公開に惹かれて行って参りました。
成相寺さんは橋立真言宗のお寺。元は修験場だったそうです。
八葉の蓮華の・・・梵字の描いてあるTシャツ可愛かったんですよ・・・
元修験場だけあってすごい急な登り坂、しかも普通に観光バス通るんですよ、バス直立するんじゃないかくらいの坂ですよ、運転手さんすご。
参道階段を上がる途中に鐘楼があります。撞かずの鐘と言われ、寄進をしなかった裕福な家の子どもが鐘を鋳るための銅湯の坩堝の中に落ち、鐘は出来上がったものの撞くと子どもの泣き声が聞こえてくるので子どもの成仏を願い、撞くのをやめたという哀しい謂れのある鐘です。

鐘楼(撞かずの鐘)

左手には一願一言地蔵さん。唯一願を一言でお願いすればどんなことでも叶えてくださるそうです^ ^

一願一言地蔵さん。650年前に創られたそうです!

いざご本堂へ!成相寺さんの創建年代は不明だそうですが(伝 開基 真応上人 飛鳥年間)、704年(慶雲元年)に文武天皇の勅願寺となったそうです。ご本尊は身代わり観音、美人観音として有名な聖観世音菩薩さま。

ご本堂


地獄絵図の立看板

この地獄絵図については成相寺さんのnoteに詳しく書かれてますのでそちらをぜひ!
ご本堂はもちろん撮影不可なのですが、唯一真向の龍だけは撮影okでした^ ^

真向の龍。左甚五郎作。江戸時代。珍しく正面を向いており右から見ても左から見ても自分の方を向いているように見えることから真向の龍と言われる。

無事に御朱印もいただき、境内散策へ!
次回に続きます・・・
(キャプション等は成相寺さんパンフより)

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