DESIGNART研究所 Day2 N=1から始まるブランドの作り方
DESIGNART研究所。計8回のプログラムの2回目(6/29)です。
午前にスマイルズ 野崎さんの講義で、午後はお題を元にしたワークショップ。
事前課題
自分のやりたいことを本来は提案する相手(上司、上長、クライアントなど)にそのやりたいことを提案でなく相談してください。
条件:リアル限定で対面式でなく、その人の隣で話すこと。
相談相手は、できればちょっと目上の人で、普段少し相談しにくい人。
→人は「提案」形式ではなく「相談」形式のほうが聞いてくれやすいという事例紹介でした。同じことでも対面、提案だと相手は代案を出したくなり、横に座り相談だと、同じ方向を向いて考えてくれるよう関係性が変わるそうです。
講義
野崎さんが手がけた100本のスプーンや文喫などの事例をもとに、企画のエッセンスを教えていただきました。
100本のスプーンはコドモがオトナに憧れて、オトナがコドモゴコロを思い出す。そんな思いを叶えられるファミリーレストランです。
文化を喫する、入場料のある本屋。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約三万冊の書籍を販売します。
・N=1(自分起点)に端を発する事と、オリジナルのロジック=自分の関心事×社会の関心事を合わせることが重要。
・原体験、感情の揺れ動きを大切に。作りたいものと欲しいものはちがう
・N=1の解像度を上げる 近い誰かに近づく、観察する、自分事化、心理的なところまでつかむ
・文脈をつくる=誰かのナラティブ×モチベーション
・本音と建て前を理解する
・後付けの理論
1)行為の深堀→なぜキャンプにいくのか?
2)自分のスキルを分解→思考を列挙し反対軸や四象限で考える
3)メタ化を図化
野崎さんはメモはせず常に考えてながら、思っていることを図式にしているそうです。下記のような本も参考図書として挙げていました。
後面白かったのは、モチベーションには8類型ある、とおっしゃっていて。
自分のモチベーションタイプを知っておくことでスイッチ入れやすくなるよとのことで、私は野崎さんと同じ「頼まれたらやる」タイプでした。
こういったタイプの人を動かすには、お願いされるシチュエーションをつくる事が肝とのこと。野崎さんはコンサル知識を体系化したいために、会社にきた講演依頼を、敢えて全部自分に振ってもらったそうです、ストイックですね・・笑
今後、自分のモチベーションスイッチをうまく活用しつつ、やりたいことと社会の接点をうまく見つけていきたいなと思います。
参考図書