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DESIGNART研究所 Day3 共感からはじめる「つかうひと」と「デザイン」の結び方@おにクル

DESIGNART研究所。計8回のプログラムの3回目(7/7)です。

茨木市長

大阪府茨木市出身。大阪大学法学部(国際政治コース)卒業。2008年に甲南大学法科大学院を修了し、2010年に弁護士として勤務開始。少年事件を中心に幅広い分野を担う。茨木青年会議所にて、まちづくりの活動に取り組んだ後に、行政側から市の課題解決のために携わることを決意し茨木市長選に立候補。2016年に第20代茨木市長、2020年に再選し、現在2期目(令和6年3月現在)。2023年11月に、1,200席の大ホール、子育て支援、図書館、市民活動センターなどの機能を備えた複合施設「おにクル」を2,000人もの市民とのワークショップを重ねたうえで完成させ、開館から3か月で50万人の来場者数を達成。2024年には、民間資本により日本最大の人道吊り橋が整備される「ダムパークいばきた」が開業予定。

午前に大阪府茨木市長 福岡さんの講義で、午後にお題を元にしたワークショップ。この日は仕事で行けなかったので、アーカイブで午前の講義だけ聴講。

事前課題
茨木市文化・子育て複合施設 おにクル について調べてくること。

2023年11月26日、大阪府茨木市にオープンした複合施設おにクル。「育てる広場」をキーコンセプトに、ホールや図書館、子育て支援、プラネタリウム、市民活動センターなどを備える施設。

ポイント:新しい行政サービスのアプローチ、チームビルディング、巻き込み力

講義
福岡市長と市の担当者、竹中工務店、伊東豊雄事務所担当者の4名でお話をしてくださいました。なんだかとっても時間と熱意をかけてできた複合施設なんだなということがよくわかりました。そして空間デザインへのこだわり、アーティストとのコラボなど、デザイン界隈の人にとっては参考になる事ばかり・・!

市民参加がキーワード 市民とのワークショップを多数実施、2,000人を超える市民の意見を聞くだけでなく、ワークショップや使い道の社会実験をともに実施し、使い方を模索。 
・箱ものではなく共感のコンセプト=育てる広場を作成
・共有する物語、完成しなくてもいい 
使う人が真ん中
・設計テーマ 「日々誰かと出会い、何かが起こる」 
強いシンボルはつくらない、立体的な公園のようにつくる、各階フロアを結ぶ「縦の道」

縦の道

互いに溶け合う、アーティストとのコラボができるようにフレームを用意。
家具デザイナー藤森泰司さん、テキスタイルデザイナー(カーテン)安東陽子さん、サインデザイナー廣村正彰さんなどとも協力。豪華ですね・・!

おにクルあゆみ

この記事が全体像を見るのに参考になります。↓


家のような使い方ができるのは理想、のんびり、集中、居眠りなど
・総費用は165億円。デザインビルドで仕上げたので非常にとびぬけた予算を使っているかというとそうでもない。 
中高生の居場所ができた、見える化できたので、次は彼らを活動に巻き込んでいきたい。

こんな素敵な空間が家の近くにできたら、行きたいですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございます!スキ💛コメント、とても嬉しいです💛