Miki

HR DESIGN株式会社_代表取締役|組織・人事コンサル兼事業会社の人事役員等やってます。 組織人事コンサル&セミナー講師|東京⇄福岡 🎓名古屋商科大学大学院 eMBA(経営学修士) 💻G's DEV13

Miki

HR DESIGN株式会社_代表取締役|組織・人事コンサル兼事業会社の人事役員等やってます。 組織人事コンサル&セミナー講師|東京⇄福岡 🎓名古屋商科大学大学院 eMBA(経営学修士) 💻G's DEV13

最近の記事

企業にとってMVVが必要な理由~人事・各部門マネジメントとしての役割~

近年、理念やパーパス、MVVの設定がブームになっており、「MVVを設定すれば良い企業になる」「組織がうまく機能しないならMVVを設定しよう」「企業ブランディングは必要だ」そんな風潮が見られるように感じています。 しかし、それはなぜでしょうか。企業にとってMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)が必要な理由は何だと思いますか? この問いに対する正解は存在しないかもしれません。ただ、経営者から従業員まで、それぞれがこの理由を深掘りし、自分なりの「なぜ」を見つけたときに初めて、

    • ロジカルシンキングが組織を救う?

      『ロジカルシンキング』と聞くと、ガチガチ左脳すぎる印象で、近年ではVUCAな時代に適さない柔軟性に欠く思考法なのではないかと捉えられたり、または日本人にはもともとなじみのない思考法なので、苦手意識を持ったりしている人も少なくないかもしれない。 日本人とロジカルシンキング 日本人がロジカルシンキングを苦手とされる背景には、日本のハイコンテクストな文化が影響していると考えられる。ハイコンテクスト文化とは、コミュニケーションにおいて、メッセージが言葉そのものだけでなく、文脈や状況

      • 人事ポリシー策定方法について

        表題の件について、某クライアント様の愛しの人事担当の方にお尋ねされたので、夜な夜な愛情込めてまとめてみるいわばラブレター!って違うか(笑) さて、真面目に。モノからコトへ、コトから価値観へ(マーケティングのアップデート)と顧客のニーズが変化・多様化する中、企業は経営理念の刷新・浸透への取り組み、また新たなパーパスやMVV策定等、顧客へ向けての提供価値の訴求を行い、企業価値向上に努めてきた。近年では市場の組織開発熱が高まると、そのようなアウターブランディング以上に、『私たちは

        • MBAで学べたことを振り返る

          先日、Xで流れてきた1本の動画の中で、MBAの"資格を取りにいった"女性が、『イーロン・マスクも彼女自身も、採用時に候補者からMBAホルダーを外している。最近のMBAはほとんど役に立たないし、実際にやったことない教授が学術的な理論の講義を展開し、生徒達も偽りの自信に溢れている。』と述べていた。 彼女が、”資格を取りに行った"、のか ”学びに行った"のかはさておき、実際にMBAを体験したという点においては、捉え方は人それぞれ色んな主張があっていいと思うが、とても違和感があった

          あるマネージャーのジレンマ~マネジメント手法のアップデート~

          現在、ジーズアカデミー(プログラミングスクール)のメンバーで組織デザインコミュニティを立ち上げ、MBAのハーバードケーススタディ並みのディスカッションを行い、先日も経営・組織・人事についての学びを深めるという会を設けた。その第一弾で扱った『あるマネージャーのジレンマ』というタイトルで、恐らく日本の社会課題とも言える昭和マネージメントのアップデートについての自身の実体験(華麗なる失敗体験をもとにした暗黙知)をもとに組織人事コンサルとしての概念(形式知)をnoteへ落とし込んでみ

          あるマネージャーのジレンマ~マネジメント手法のアップデート~

          プログラミング・スクールでの半年間を人事的にまとめてみた

          先日、無事ジーズアカデミーの卒業式を迎えることができ、この感覚が鮮明なうちに、note(自己評価)を書いてみようと思う。表題『プログラミング・スクール』としているが、この名称がなかなかフィットしない。なぜなら、プログラミングという技術を体得するため入学したジーズ・アカデミーだったが、そこで得られたものは、技術以上にビジネス・パーソンとして必要とされるマインドセットとスキルセットだったからだ。 ジーズ入学の背景(学びの動機) MBA生活が終了し、ちょうど半年が経過した頃、MB

          プログラミング・スクールでの半年間を人事的にまとめてみた

          そろそろMVVとか理念経営ブームに飽きてきた

          『人事がバックオフィスと呼ばれる時代は終わった』リンモチの小笹現会長の記事を読み、衝撃を受けたのを覚えている。自身の事業会社での挫折からくる想いの部分と同時に人事という市場の成長性を打算的に考え、事業会社の営業から組織・人事コンサルへの転身を検討し出したのはかれこれ10年近く前。その頃から人事の領域では、MVVや理念経営、パーパス経営等の概念が専門家の間では語られだし、今日では本屋ではそのたぐいの書籍が山積みになり、twitterでその重要性が日々ツイートされ、組織人事コンサ

          そろそろMVVとか理念経営ブームに飽きてきた

          研修デザイン:管理職のパラダイムシフトは可能か?

          やばい・・・研修開発の納期が明日なのに、まだ何もできていない・・・。最近プログラミング体得に夢中で通常と違う脳を使っているせいなのか、本業である研修企画のインスピレーションがあまり生まれない。研修企画とは、ADDIEモデルに沿って開発されることが多く、現状はA(nalize)とD(esign)をさまよっているフェーズ。パワポでなく、活字でまとめると思考整理ができそうで、noteに向って、とりあえずD(esign)実施で、研修のプロトタイプを作ってみる。 今回の研修テーマ 対

          研修デザイン:管理職のパラダイムシフトは可能か?

          自身のMVVを見出すまで

          先日、会社側の施策としてMVV策定から戦略実行まで書いてみた。ただ、それだと、ミドルから反感買いそうなので、今回は従業員側から切り込んでいくことにする。(理屈ばかりのコンサルになりたくないので、従業員の気持ちはよくわかっているんだよという言い訳w) 私が一番キラキラ輝いていた時代 私の一番長いキャリアはブライダルの営業だ。25歳から35歳まで、福岡の海沿いの結婚式場で、オープニングから携わり、のべ700組のカップルを支援してきた。目の前にいる新郎新婦の幸せが自らの幸せであり

          自身のMVVを見出すまで

          『組織変革のあるべき姿と現状の従業員のギャップ』 を埋めるには?

          こんな仕事をやってると、よく友人から問をいただく。学術的な本や記事を読むよりよっぽど生きた課題で、思考がフル回転になる。今朝のお題はコレ、noteのタイトル。組織課題を紐解くには、4つのプロセスがある。とてもシンプルで、ジョンコッターだクルトレヴィンだと複雑に考えすぎる必要はなく、『組織のあるべき方向の明確化(GOAL)』『現状の社員の状態(START)』『それを埋めるための施策を検討(ISSUE)』+『何はともあれ実行!!!(ACTION)』ただこれだけ。あ、今この瞬間、『

          『組織変革のあるべき姿と現状の従業員のギャップ』 を埋めるには?

          40歳を過ぎてのプログラミング挑戦記録

          今日はすでにコードを書き始めて12時間が経過。40を過ぎてのプログラミングで一番ハンデなのは、老眼・・・(笑) note執筆は、箸休めならぬ目休め的な習慣になっている(笑) プログラミングスクールに入学し、早1か月が経過。6か月のカリキュラムなので、すでに、1/6が経過。html, cssときてjavascriptと、まるで英語にちょっと慣れてきたかと思う頃に、次、フランス語習得を課せられたレベルで、同じプログラミングでもこんなにもロジックが違うのかと、インプットの量に悪戦

          40歳を過ぎてのプログラミング挑戦記録

          『MBAが会社を滅ぼす』・・・か?

          今日は、すでに朝からのべ10時間くらいコードを書いている。そろそろ最近急激に進む老眼が辛く・・・しばし、note休憩。プログラミング留学日誌といいつつ、そうなると6か月後に得たものを書くくらいで終わってしまいそうなので(もちろんだが、まだまだプログラミングを語れるレベルにまで至っていない)、プログラミングの枠も超え、少し振り返りも書いていくことにする。直近の『学び』つながりで。よく考えると、MBAというのは、具体的に何やってるかあまり開示がされておらず、先入観も多い気がする。

          『MBAが会社を滅ぼす』・・・か?

          まずは自己紹介

          noteを書くに至った経緯 2023年4月にG's ACADEMY福岡校に入学。2022年8月にMBAを卒業し、少しだけ勉強ロスになっていた矢先、MBAの同期が先だって入学式していた『プログラミングスクール』がなんだか気になり、説明会参加、『セカイを変えるGEEKになろう』という創業の精神に惹かれ即入学、とプログラミングのプの字も知らない状態で無謀にも飛び込み、今に至っている。 そんなG's ACADEMYはファウンダーが言う通り、単なるプログラミングスクールではなく、セカ

          まずは自己紹介