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最近の心境。グラス植物の産地に行ったよ編

私が死んじゃったときは、

私が死んでしまったことで
悲しんでくれる人に
植物が心の癒しになってたら
それが本望。

「ひぐちってお花好きだったよな」
「お花の魅力を伝える活動頑張ってたよな」

って思って植物に興味持ってくれたら、

私の人生は、死んだ時に充実してたって
証明できる。

そう思ってもらえるような
人生を歩みたい。

生きてる今も十分に充実しているし
死にたいわけではないけれど
いつ何があるか分からないから
ずっと植物と触れていたい。
「今日植物に触れなかった」という日を
1日も作りたくない。

私の家では、植物を育てているから
車に乗るようになったら
「家に植物がいます」
ってステッカー貼ろうとか考える。


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先日、花農家さんを尋ねた。

インスタグラムで知り合って、ずっと行きたかった飯塚のグラス植物の生産者さん。

(グラス植物はイネ科の植物。)

3,4時間滞在したのに、話に夢中になって、写真を撮り忘れる痛恨のミスです。
きっと12月も伺うのでまたその時に。



着いた瞬間、その空間がどこか懐かしくて
ずっと見たかった景色がそこには広がってた。

切り花として入荷してくる植物ではみれない
根っこも葉っぱもついていて、
土から育ってる、
その光景がずっと見たかった。


ハウスの中ではない外で伸びやかに育つ
レッドフォックスが
風に吹かれて一斉にソヨソヨしていた。

あー、私がみんなに見せたい景色ってこれ。
って確信が持てた。

結婚式場の花屋だからエゴの押し付けはできないけど、同じ様な感覚の新郎新婦様がいらっしゃったら、あのとき見た景色を装花で表現出来る様になっておこう!とも思った。



そして、生産者さんの百冨さんの一筋縄ではない花園人生を聞いて、より一層グラス植物が好きになった。
ミューレンベルギア カピラリスの収穫をしている時に尖った葉っぱが目に刺さって、出血し、大惨事になったとか。。。それから、眼鏡をかける様になったと教えてくれた。
たしかに、めちゃくちゃ尖ってて、しかもその先端がかなり見づらくて、不意打ちされる感じだった。


それでも、人生をかけて育てていらっしゃる
グラス植物だから
私もグラス植物の提案の幅を広げたいと思った。もっと多くの方に知ってほしい。


そのためには、やっぱり実際、産地に足を運んで、生産者さんの気持ちを、お客様に届ける事がベストだと、百冨さんと直接お話しをして感じた。




植物が大好きで始めた草花農業だから
ずっと続けてほしい。









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