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年収を700万円以上に上げたいと思った、そしてその理由

尾石晴さんの「国民の4割しか納税者がいないことより怖い数字はこれ」Voicyを聞いて、自分なりにいろいろ考えました。



尾石晴さんの放送では、自民党の小野寺政調会長が「日本人のうち納税しているのは4割程度」という発言に触れ、その内容を深掘りしていました。2022年10月にnoteに記していた内容をもとに、現状の日本社会について語られていました。

尾石晴さんは、現在、日本で利用されている道路や図書館、保育園などの公共サービスについて「多くの人が支え合っている」というイメージがあるものの、実際には年収700万円以上の人たちが多く税金を負担しており、それが主にこれらのサービスを支えているという趣旨の話をされていました。

具体的には、日本の総人口1億2000万人の中で、納税しているのが4割、その中の更に4割(年収が700万円以上)の人たちが、日本の公共サービスやインフラを支えているとのことでした。現在、年収700万円以上の人は約2000万人程度とのこと。つまり、全人口の16~17%の人たちが、社会の基盤となる公共サービスを支える中心的な存在になっている、という話でした。

この放送を聞いて、私自身のことを振り返ってみました。私は以前もお話ししたように、理学療法士として働いていますが、現状の年収は700万円には全く届きません。逆立ちしたって届きません。たとえ、定年まで働いたとしても、絶対に届きません。社会的には「納税している側」ではありますが、実際には受けているサービスの方が多い立場です。

正社員として働き、税金を納めているとはいえ、社会の大きな視点で見ると「支える側」ではなく「支えられる側」であるという現実を痛感しました。また、理学療法士の給与水準や診療報酬の仕組みを考えると、私が60歳や65歳の定年を迎える頃までに年収700万円以上を稼げるようになる可能性は、非常に低い、むしろ可能性はほぼ0だと感じます。

しかし、私は「社会を支える側の人間」になりたいと思います。現状では理学療法士としての収入を劇的に上げることは難しい状況です。診療報酬の仕組みを国が決めている以上、個人の努力だけで大幅な収入増を実現するのは不可能に近いからです。

そのため、現職を続けながらも別の収入源を確保する必要があると考えています。ジブン株式会社ビジネススクールで学んだことを活かし、自分自身で収入を増やしていけるような挑戦をしていきたいと、今回の放送を聞いて改めて感じました。

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春野 さとみ【理学療法士×ワーママ】
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