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全国在宅医療テストを知っていますか?

全国在宅医療テストについて

「全国在宅医療テスト」という試験をご存知でしょうか?
この試験は、医療法人「ゆうの森」が主催する在宅医療の報酬算定に関するテストで、今年で15回目を迎えます。私の職場では、在宅医療に携わるスタッフが毎年受験するよう指示されています。私自身も、今年このテストを受験しました。

テストの概要

このテストは 無料 で受験でき、在宅医療に関わる診療報酬の知識を問うものです。内容には以下のようなテーマが含まれます:
• 診療報酬制度全般
• 医師・看護師・訪問リハビリに関する診療報酬
• 薬剤師・管理栄養士の在宅医療関連の報酬

試験は ビギナー版通常版 の2種類がありますが、私は現在の職場に入職さかてから、毎年ビギナー版を受験しています。そのため、今回で3回目の受講になります。

学習の参考書

試験対策として推奨されている参考書があります。


このテストを受験することで、自分が日々行っている業務がどのくらいの価値を持つのか、つまり患者様や利用者様からどのような形で料金が発生しているのかを理解する良い機会となります。

なぜ診療報酬を学ぶべきか?

診療報酬を学ぶことは、自分自身や職場、そして患者様・利用者様にとって多くのメリットがあります。

1. 患者様や利用者様への適切な対応が可能になる
診療報酬に関する質問を受けたとき、正確に答えられるようになります。
例えば私なら
「訪問リハビリには幾らかかるのか。」
「訪問リハビリはどう言う人が受けられるのか。」
「訪問リハビリは週何回受けられるのか。」
「医療保険なのか介護保険なのか。」
など、です。


2. 事務所の不利益を防ぐ
たとえば、正しく在宅医療の報酬算定について理解してないがために、事業所が診療報酬を受け取れない事態になりかねません。
過去にあった事例としては、
◎訪問診療と医療保険での訪問リハビリを同日にした場合
◎医師の診察をせずに訪問リハビリをした場合
などです。正しく理解して、事務所側の不利益にならないようにする必要があります。
当たり前ですが、社会人として事務所の利益を上げる必要があります。
適切な医療や介護を行い、その報酬を事業所の利益に貢献できるスタッフになる必要があります。


3. 患者様の利益を守る
介護保険は基本的に65歳以上が対象ですが、介護保険の給付対象となる特定疾患を持つ40~64歳の方でも利用可能です。その他、様々な制度がありますが、このような制度を知らなければ、提案すらできないため、患者様の不利益につながることもあります。


私の受験結果

偉そうなことを言っていますが、今回のテストの自己採点での結果は 100点中60点台 と、まだまだ勉強が必要だと感じています。しかし、このテストを通じて自分の知識の不足に気づき、学ぶ意欲が高まりました。

まとめ

「全国在宅医療テスト」に挑戦することで、自分の知識を深めることにつながり、患者様や利用者様、そして所属する事業所にとっても大きなプラスになるはずです。興味がある方は、来年以降ぜひ受験してみてください!
私自身も、今回のテスト結果を反省して、来年こそは高得点を目指せるように頑張ります!!

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春野 さとみ【理学療法士×ワーママ】
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