騎手と馬と最善手

息子の勧めで『ウマ娘』
とは言うもののゲームは進まず
もっぱらアニメとコミック派だ

『シンデレラグレイ』を読んでいて気が付いた

自分を乗りこなすことが
自分を生きることだと
思ってはいた
普通の競馬に例えれば
騎手も自分
馬も、自分

そして
自分を大事に思ってくれる人達が
見てくれているのは
愛してくれているのは
大切にしてくれているのは
自分という騎手であり
自分という馬であり

彼らは
決して無理して欲しいわけではないだろう
むしろ一戦一戦
無事に　思い残すことなく
「走ってほしい」と思っているだろう
ひとつずつのレースに
万全の態勢で挑めるように
日々を「過ごしてほしい」と思っているだろう

それなのに
騎手（自分）が
馬（自分）を苦しめてどうする？
刻々と変化する馬（自分）のコンディションにおいて
その時その時ベストを尽くせるように
騎手（自分）もその時その時知恵を絞るのがまさに最善手を打てる状態
そこまで出来てこそ騎手なのではないだろうか？