白暮の時間

日が暮れて
でもまだ夕方に少し早い
白暮の時間
世界がなんだか白い時

結婚して半年くらいたつまで
特に休みの日に
旦那と車に乗っていると
「ああもう帰らなくていいんだ」
という思いが沸き起こり
その度安堵して泣けた

実家が嫌だったのだ
旦那と一緒にいるようになってなおさら
受け入れられ
大事にされる幸せを知り
そうではないところに
帰りたくなかったのだ

大事にされたかったのだから
今考えれば納得だ

旦那に救われた
そう思っている
その恩を返していこうと思っている
白暮の度に
改めて思う