刃を研ぐ

「怒りたい」種　とか
溜まる　言葉　とか
いろいろ考えるけれども

どうにも腹に据えかねる
私を蔑ろにするのも　いい加減にしろよ　と
自らの尊厳に関わるところでの
怒りは　どうしてもあるのだ

当人達に　直接それを　言うのかどうかは　さておき
私の大事な部分を　
彼らに意識があろうがなかろうが
粗雑に　粗末に　取り扱われたことは
きっちり　覚えていてやる
それが　例え　身内の言動であっても
決して忘れない

機会を得たなら
確実にその胸に刺さる　言葉を　発せられるように
その時のために　しっかり刃を　研いでおくことにする

その刃につけるのが
鎖なのか　毒なのか
それは　相手と自分が　どうありたいかで　決めてやる