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不登校からの人生(私見)⑥

在宅不登校に一旦順応すると
24時間フルで自分の好きに使える
しかもしたくないことは一切しない
自分の世話さえ全部家族任せ
といった状態になりがちだ
心身を休養させて水洩れを治す(①参照)ためにはいっとき必要になるが
この状態にハマってしまうと
社会復帰へ動き出した時に
様々な不都合がある

意外に盲点なのが
自分を動かすために必要な「アイドリング」と
「惰性」や「癖」の判別なのでなはないか?
自分のために使える時間が短くなってきたら
それに伴って「惰性」は減らし
「癖」は少しずつ修正する必要はある
でも同じ行為(例えばゲーム)でも
本人を自ら動かすための「アイドリング」は
注意深く判別して
必要な分は残していかないといけないのでは

単純に「無駄なことをしている時間を削いでいけば良い」という雑さでは
前向きに切り替えていこうとする
「ジャンプ前の準備」すら削ってしまう
そうなれば逆にジャンプそのものを諦めてしまうかも知れないからだ

これは本人と伴走者が
共に注意深く取り組んでいく必要がある重要なことだと考える

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美樹
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