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note〜004〜仕事について

何人かの方に読んでいただき光栄です。

ふと自分が思い出したことや考えてる事を読んでいただけるって嬉しいですね。

Facebookで中学の同学年生が仕事について書いていたので自分も書きたくなった。特にコロナが流行しているこの時期だからこそ思うこともあるので、少し書いておこうかな。

自分の仕事は児童支援員(いわゆる学童の先生)というものだ。

幼稚園くらいの頃の夢は父の後を見て育ったので公務員になりたかったし、小学生の頃は体操の選手になりたかった。高校卒業あたりでは看護師になるのが夢だった。大学に入ってからはテレビやラジオなど放送に関わる裏方になりたかったが、今、自分は児童支援員をしている。

この仕事を始めたきっかけは姉の仕事の手伝いで児童館のアルバイトをさせてもらってから。この時は自分が学童の先生になるなんて1ミリも思ってなくって、『子どもと遊んでお給料もらえるなんてラッキー』くらいにしか思ってなかった。

大学を卒業して、フラフラしてた頃に懐かしいなぁと思って入った地元の児童館で出会った館長から「やってみない?」と紹介されてから、支援員になって早いものでもう10年以上。

お世話になって、未だにこの先生たちの領域には達せてないなぁと思う方も多々いれば、この人は苦手だなとか、正直この人は支援員という立場にいてほしくない。と思う人たちとも出会ってきた。

思うのは仕方ないよね。人間だもの。

でも、そんな出会いで成長できたことはたくさんある気がする。中学の友達のM君やS君からすれば仕事する前の自分はほんとどうしょうもないような奴だったので。いや、未だにどうしようもない部分が多々あるのですが…。金平糖くらい尖ってたのかしら。


児童支援員は側から見たら「子どもと遊んでるだけ」とか「喧嘩したら謝らせて仲直りさせて、怪我したら絆創膏貼るくらいのことしかしない」とか思われてる時もあって、なかなか仕事としての重要性を見てもらえないところがある。

自分が仕事のことで悩んだ時にいつも思うのは『クラブに通ってくれてる子どもが自分のことを忘れてもいいけど、大人になって何か困った時に「あぁ、そういやメガネかけたうるさい奴がなんか言ってたけど、それのおかげで助かったなぁ」とか「子供の頃友達と〇〇したのが楽しかったなぁ」と少しでもその子の人生の役に立てたら自分の仕事の価値ってのはあるんだ』と考えるようにしてる。

今現在その答え合わせはできてなけどどっかででるのでしょうか?わからん。

そして、話はとんだけど、コロナが流行している今思うことは、学童保育の子どもをクラブに預けてお仕事に行ってる保護者の方は本当にお疲れ様です。また、家で子どもと一緒に過ごしてくださってるご家族の人は本当に協力ありがとうございます。ってこと。

ゴスペラーズが手洗いの歌で学童を歌詞に出してくれたのは本当に嬉しかった!

俺は頑張ってるぞ!とは大きな声で言えるほどのことはしてないかもしれないけど、子どもたちも我慢してるし、同じ職場の人とか、同じ会社の人とか、140文字で呟いてる人で学童の先生をしている人からは疲れが目に見えて出てきてる。

けん玉配布も嬉しい…けど国の頭のいい人たちには感謝しつつ、もっと現場の声を救ってくれるような室井さんみたいな人がいつか出てきてくれないかな。って思ってるところもあります(笑)


「学童閉鎖できません!」は仕方ない。でも「どうして現場に血が流れるんだ!」って救ってくれる人が出てくれないかなぁ。

とりあえず、踊る大捜査線でも見て、青島くんに力をもらおう。

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