テレビを見たくない
チーム全員が在宅勤務を始めて1ヶ月。
会社で使うシステムはほぼ、在宅でも使えるように情報システム部の人たちが動いてくれた。
最低限の人数で、総務の人は、郵送で届く請求書なんかの書類をデータ化してくれている。
全社員が参加しているチャットで、在宅中にシステムに入れないなんかの困ったことは、解決できた人がアドバイスしたりして支え合っている。
順調に進んでいる在宅勤務生活。
変わったのは、最低限の買い物以外、外に出なくなったこと、宅配の人以外とは、対面で話すことがなくなったこと。
そして、テレビを見たくなくなったこと。
きっとこれはメンタル的な問題なんだろう。
ニュース番組だけじゃなく、笑えるはずのバラエティ番組や、いつか見ようと思ってたドラマや映画なんかも見る気がしない。
なんというか、画面を見るのが疲れるというか。
仕事では、もちろんずっとパソコンを見ている。
これは前から変わらない。
でも、ちょっとした雑談も相談も、全部全部画面越し。
基本的に、ずっと画面を見て過ごしているのだ。
パソコンのモニターも、テレビの画面も、画面を見るということに変わりはなく、きっと私は「画面を見ること」に疲れ始めているのだと思う。
なんて、このテキストを画面を見ながら書いている今は、まだ大丈夫なのだろう。