day2 ー 心拍数から仕事のパフォーマンス低下を予測する
角田啓介, 千葉昭宏, 吉田和広, 渡部智樹, & 水野理. (2016). 心拍変動を用いた認知能力変化の予測. マルチメディア, 分散協調とモバイルシンポジウム 2016 論文集, 2016, 925-933.
心拍変動(HRV)から認知能力について予測。
従来手法の問題点と解決策
認知能力やストレスを図る指標としては質問紙などしかなく、リアルタイムかつ簡易的に計測可能な指標としてHRVを使用。
方法と結果
認知課題としてAdvanced Trail Making Testを9セット実施。
tセット目のHRV指標15個を特徴量ベクトルとして正規化の後にSVMにぶち込み、ATMTのt+1セット目でのスコアが第1セットでのスコアより高いか低いかを分類。結果7割の精度でtセット目のデータからt+1セット目でスコアが上がるor下がるを予測できた。
考察
人によって予測に有効な特徴量が違うから、その点考慮すると精度がもっとよくなるかも。
自身の研究への応用
SDNN使うのはアリ中のアリ。SVMしたいけど、CVNNとかRMSSDとか知らない尺度だったので計算方法要確認。
今回は専門用語多いので、適宜調べてください。