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頭の中にこびり付いている、悪いイメージを払拭する

人間の脳みそって面白いもので、繰り返し意識に登ってくる想いやイメージって心の奥深くに幼い頃から根付いている、潜在意識に刷り込まれ焼き付いている結構しぶとい思い込みだったりするらしい。

よく言われているのが、人間の意識って氷山のようなもので水面に顔を覗かせている部分は全体の5%程度。このわずかな部分が健在意識で、残りの大部分は水面下に隠れている「潜在意識」ってモノなのだと言う。人を動かしているのはそれぞれの人の水面下の潜在意識で、いくら自分の頭脳で考えた事(と思っている事)でも結局は人の行動は、意識下の95%の潜在意識に支配されているものらしい。


ネットからイラストお借りしました

自分が日常生活でほぼ意識しない、潜在意識。この潜在意識の思いいかんで人生がうまく行ったり、何かとつまづきがちだったりなんてことがあるみたいだ。

最近思いついた、潜在意識に染み込んでいるマイナスのイメージを払拭する方法。

特に今この世の現生で物事を上手く動かすには、両親から刷り込まれた人生にはマイナスにしか働かないイメージを払拭して「私は恵まれた子供時代を過ごした♬両親にはたくさん愛されて育った💖」という思いで満たす事が大切だということらしい。様々な心理の講座や本や動画でも学び、それで全部同じように説かれているのが、自分の親との心理的な和解である、ということだ。これ、頭で分かっていても中々実現するのは難しいのだ。

みけ子など、母親が亡くなってもう既に数年経つというのに、母に対する嫌な思いを拭い去れない。そしてどうもその母親に対するマイナスイメージは、そのまま子どもである長女にも受け継がれ、今みけ子と長女との仲は険悪の極みにあるという訳だ。

自分はそこまで長女に対して酷いことをした覚えはない。だけど長女の感覚からすればみけ子から見た母のように、言いたいことをずけずけ言い自分を傷つける態度と言葉の刃を遠慮なく向けた、自分を愛さない冷たい母親だったんだろう。すんなり認めたくはないが、そういう要素が自分に無かったとは確かに言い切れない。これは血脈で受け継がれた本当に根深い、どうしようもなく深く長く続いてきた問題としか言いようがない。

反省とかそんなレベルの話ではないんだと思う。

多分、自分の自覚はなくともみけ子は嫌いだった母に対してずっと冷たく、酷い態度を向け続けて来たんだろう。もう今となってはどうしようもないことだ。

だけどさ、これから自分が(平均寿命から換算して)あと少なくとも20年程度は生きることを考えると、もうその「母親に対する嫌なイメージ」を何とか手放すのが今後の人生において最善最良だと思われるのよ。

そして、自分が思いついた「潜在意識に染み込んでいるマイナスのイメージを払拭する方法」それは嫌な思いが詰め込まれた風船が自分の頭上に何個も浮かんでいるけど、そのイヤな感情や思い出の風船に針やナイフを突き立てて、バンバンと片っ端から破裂させて行く、というものなのよ。風船を片っ端から勢いよくナイフを突き立ててね、小気味よい音を立てて、嫌な思い出を詰めた風船は破裂して消えて行く。パンっと気持ちの良い音を立てて割れていく風船。全ての風船を割り終わった自分は、床に散乱した割れた風船の残骸を箒で集めくずカゴに捨ててせいせいした気分になる。

……そんなことを想像して、何度も何度も自分は嫌な思い出の風船を破る。風船の表面に浮かんでいるのは、怒って大きな怒鳴り声をあげている自分の母親。そんなイメージが浮かんだ風船を、自分は気が済むまで割り続ける。何度も何度も、無数に浮かぶ風船を自分は破る。風船の残骸は床に散らばり、ゴミ箱に捨てられる。

そうだ、それでいい。そんなことを頭の中でイメージしながら、自分の心の中の悔しかった思いや怒りや悲しみを解消する。きっとそんな感情を解消しない限り、自分と長女との心理的な和解は訪れないんだろうと思う。





↓煮物を盛ると映える、大きさも手頃な角鉢です。欠けがありましたが、プロの手による丁寧な直しが施されています。







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櫻井 みけ子 久美
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